これまで、ゲーミング向けのGPD Win/Win2や、フル機能のWindows搭載型のGPD Pocket/Pocket2など、数々のミニPCを出してきたGPD社が、新型のミニPCを発表するという情報が、複数の海外サイトで報じられています。
その名も、「GPD MicroPC」
GPD社自体も、下記のような、半ば認めるようなツイートをしています。
Let's wait and see
— GPD Game Consoles (@softwincn) December 12, 2018
「GPD MicroPC」は、これまで同社が発表してきたミニPCとは異なる、新しいカテゴリのミニPCになるとのことです。
最大の特徴は価格? それとも
本機は、$299、日本円で約3万円代前半と、7〜9万円代だったこれまでの機種と比べると、もっともお求めやすいものになっています。
また、価格以外の特徴としては、そのターゲティングです。
明らかに「ニッチ」を狙っています。
HDMI、USB、イーサネットポート、シリアルポート、頑丈そうなデザインなど、これまでの同社のPCがいずれもスタイリッシュ志向だったこととは正反対です。
これは、ネットワークエンジニア、システムアドミニストレータをはじめとした、これらの機能を必要とする専門家を主なターゲットとしたものだろう、と報じられています。
GPD社は、この「GPD MicroPC」をおなじみのクラウドファンディング(おそらくいつも通り「Indiegogo」)で走らせるとみられており、時期は2019年2月15日前後と報じられています。
スペックは?
下記の通りのようです。
・ディスプレイ:6インチ
・CPU:Intel Celeron N4100 quad-coreプロセッサ
・RAM:4GB
・ストレージ:128GB SSD
・拡張性:
USB 3.0 Type-A ポート ×3
USB Type-C ポート (充電&データ転送用)
HDMI
RJ45/イーサネット
シリアルポート
microSDカードリーダー
・バッテリ:6,200mAh battery
また、高負荷時にファンをonにして、軽い処理をする時はoffにすることができる物理スイッチも搭載されるそう。
画像引用元:Liliputing.com
当デイリーガジェットとして気になるポイントは、キーボードの打ちやすさや配列の癖ですね。
癖がなく、ギリギリでもタッチタイピングができるピッチが確保されていたら即買いです。
エンジニア向けという側面が強いようなので、さすがに入力インターフェースを犠牲にするような可能性は少ないのではないでしょうか?
楽しみに待ちましょう!
おわり