ドスパラが、面白いノートパソコンを出しました。
それが今回ご紹介する「Altair VH-AD3S」です。
ドスパラのパソコンといえば、ゲーミングPCの「GALLERIA」が有名ですが、その「GALLERIA」を含め、「Diginnos」という統一ブランドの元に展開しています。
早速ハンズオンしてきましたので、ご紹介します。
まずは基本スペックから
スペックは、下記の通り。
- CPU:Intel Celeron N3350
- RAM/ストレージ:4GB/64GB(eMMC)
- ディスプレイ:14.1インチフルHD非光沢ワイド液晶(1920×1080)
- 拡張:USB3.0x2
- サイズ(mm):333x222x18.1
- 重量:1.37kg
- 価格:29,980円+税
CPUがCeleron N3350で、性能は高くはありません。
Apollo Lake世代で、同世代・同条件でとてもざっくり言うと、AtomとPentiumの間、というイメージです。
そのため、ブラウジング、メールなどのライトな用途向けです。
最大の特徴は、14.1インチ液晶で1.37kgというサイズ感・重量と、税別3万円を切る超低価格です。
サイズ・重量でいうと、最新のMacBook Proが一番近いです。
幅が3cmほど長いこと以外は、奥行き・厚さ・重量などはかなり僅差です。
幅については、ディスプレイサイズがMacBook Proが13インチに対し、こちらは14.1インチなので、その分と考えれば納得です。
ベゼルも狭いため、野暮ったい感じはありません。
しかも、タッチパッドの左上に、指紋センサーがついています。
ディスプレイは、↓この通りかなり広く見やすいです。また、HD Webカメラも搭載しています。
残念なのはキー配列です。
↓の通り、Enterが1列分で、Backspaceが横長、右端にPgUp/PgDn/Home/Endが並び、左カーソルの左にバックスラッシュがあるなど、結構変則的です。
変則的なのはほとんどが右側の部分です。
左側はかなりオーソドックスです。
これは、広いタッチパッドを確保し、なおかつ横向きのゆとりを活用しようとした結果かと思いますが、好みは分かれそうです。
画面を閉じると、ロゴなど無く、メタリックなシルバー一色です。
とてもシンプルで、安っぽさはありません。
裏面はこんな感じです。
やはりデザイン面は、MacBookを意識しているのでしょう。
右側面には、MicroSDXCカードスロットとUSB3.0、3.5mmイヤホンジャック、充電用のジャックがあります。
このあたりの拡張性は、MacBookに勝る部分です.
左側面には、MicroHDMI、もう一つのUSB3.0、マイク穴がついています。
おわりに
いかがでしたか?
重い処理は難しくとも、ライトな使い方なら、Celeronの標準的な処理速度なので十分対応可能です。
何より税別3万円を切る価格と、十分な拡張性、チープさを感じないデザイン、持ち運び安さなど、魅力的な要素をたくさん持っています。
サブノートとして有力な選択肢になること必至の、よくできた一台ですので、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか?
おわり