アキバ・ジャンク通りにある「あきばお〜伍號店」脇の路地を入ると、「え? こんなところに?」と思う場所に、今回ご紹介する「リギルド」があります。
2018年10月にオープンした、まだ新しいお店です。
社長さんは業界のベテランで、とても高い志と、豊富な経験やノウハウをつぎ込んで「リギルド」を運営していることが、今回の取材で分かりました。
アキバ以外への展開も遠くない時期に計画されているようです。
また、ガジェットをお値打ち価格で販売するだけにとどまらない、野心的な取り組みも精力的に進めていて、今後にとても期待できるお店です。
さっそく見ていきましょう!
まずは概要から
場所は、あきばお〜やドスパラが並ぶエリアにあります。
住所:東京都千代田区外神田3-11-2
営業は年中無休で11:00-19:30。
黄色い看板と赤いのれん、そして溢れんばかりのガジェット陳列が目印です。
さてこのお店、面白い特徴がいくつもあります。
お店の特徴① 良いものが安い
アキバのガジェット店はどこも、家電量販店やネットで買うよりも安いことが多いです。
その場合、もちろん良いものもたくさんありますが、「うーん、これは確かにいかにも安物だな」というようなものも多くあります。
ただこのリギルド、同じく数百円などで格安で買えるのですが、そのどれもがかなり品質がいいんです。
「え? こんなしっかりしたものが500円?」みたいな。
アウトレット仕入れに秘密があるようです。
それだけでなく、他店にあまり無い品揃えです。
このあたりは、下記「アキバ特区」にも通じる部分があるかもしれません。
社長によれば、一番そのお店のお客さんを分かっている店長に、仕入れを任せる方針とのこと。
たとえば店先には、ワゴンがたくさんあります。
↓は300円のスマホケース。
↓は、iPhone向けTPUケースがなんと50円。
↓は本革のケースなのですが、なんと500円です。しかも2個買うと750円と、さらに安くなります。物もしっかりしていて、このお値段は驚きです。
この日は2個買ってしまいました。
上記本革ケースは、他のお店にもありましたが、こちらのリギルドが一番安かったです。
電子タバコiQOSのアクセサリーなんていう変わり種もありました。↓
お店の特徴② 圧縮陳列
社長はスーパーでの修行経験もあるとのことで、そこで圧縮陳列の技術を習得したとのこと。
確かにリギルドは、天井高くまで、すごい密度で実に様々なアイテムが所狭しと並べられています。
やはりこの陳列にはノウハウがあるようで、同じように商品を大量に敷き詰めている他店よりも、更に「圧縮」感がすごいです。
アイテムの種類も、ケースやケーブル、チャージャー以外にたくさんのものがあるので、棚を丁寧に見ていくのも楽しいです。
「お! こんなものが売ってある!」という発見がたくさんあります。
そびえ立つ陳列棚、うーん壮観です。
お店の特徴③ 野心的な試み
こちらの社長さんが業界のベテランということで、その人脈や経験を活かして、面白い取り組みを様々されています。
たとえばこの日は、「Owltechフェア」ということで、チャージャーやケーブルなどで有名な周辺機器メーカーであるオウルテック社の製品が、値札から更に20%引きというのをやっていました。
また、税込2,000円以上の購入で、オウルテックのiPhone7/8用ケースを無料プレゼントというキャンペーンも実施していました。
このオウルテックフェアも、設立時からのお付き合いゆえに実現したことのようです。
また、「画竜点睛」というブランドで、ワークステーションにも取り組んでいました。
この特徴としては、「締切前などのいざという時に止まらない・止まってもすぐサポート」という、ワークステーションを使うクリエイターの実際のニーズに即したソリューションを提供している点です。
また、春などの繁忙期も即日で開通するWi-Fiルーターなど、とにかく顧客ニーズに即した野心的な取り組みが印象的です。
おわりに
いかがでしたか?
取材中も、社長が何度も「顧客志向」を強調していたのが印象的でした。
その考えがそのまま現れているかのように、広いとはいえない店内には、独特の熱気に溢れていました。
今後は全国展開を考えているということで、他の街でもこの「リギルド」を目にすることになるかもしれません。
楽しみですね!
アキバを訪問した際は、ぜひリギルドに立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
おわり