2019/5/16追記:GPD社から連絡をいただき、スペックと名称が修正確定したとのことなので修正しました。
先日、下記ティザーを出していたGPD社。
GPD Winシリーズや、GPD Pocketシリーズなど、魅力的なUMPC(小型PC)を多数発表して、近年のUMPC再ブームの牽引役となっている深圳の会社です。
上記ティザーではシルエットだけ見せていて、デイリーガジェットとしてはGPD Pocketの新型だと予想していましたが、その通りでした!
しかし、従来からの7インチではなく、なんとタッチパッドを搭載した8.9インチのGPD Pocket 2 Max(2019/5/16追記:GPD社より連絡があり、正式名称は「GPD P2 Max」になりました)です。↓
Image: liliputing.com
そうきましたか!!
競合のONENOTEBOOKの後継、OneMix 3が大型化したのと同様、GPD Pocket 2は、iPhoneに似た「MAX」をつけた大型のサブラインを出してきました。
参考:OneMix 3のスペックは↓にまとめてあります。
GPD Pocket 2 Max(2019/5/16追記:GPD社より連絡があり、正式名称は「GPD P2 Max」になりました)のスペックは下記の通り。
(2019/5/16追記:GPD社から連絡のあった正式スペックでの修正箇所を赤字にしています)
- 正式名称:GPD P2 Max
- CPU:Intel Core m3-8100Y 1.10GHz/3.40GHz
- グラフィック:Intel UHD Graphics 615
- ディスプレイ:8.9インチ 2560×1600(外部出力4Kサポート)
- HDMI(Max 4K2K@60Hz)
- DirectX 12、OpenGL 4.5
- RAM:8GB〜16GB
- バッテリー:9,200mAh
- カメラ:2MP 1600×1200
- 重量:680g → 650g
- 外形寸法:206x148x5.5~18mm → 213×149.5×5.5~14.2mm
- 外殻素材:マグネシウム合金
- 廃熱:アクティブクーリングメソッド
- 10点マルチタッチ・スタイラスペン対応
CPUにCore m3を搭載し、RAMやバッテリーを見ても、スペック的にはメインマシンとしても使えるものになっています。
4Kサポートということなので、なおさらです。
8.9インチは、相変わらず市場にはほとんどない、絶妙なサイズのUMPC(小型PC)になります。
しかも従来からの7インチで課題になっていたポインティングデバイスも、この大型化によってタッチパッドを搭載することでクリアしました。
Image: liliputing.com
重量は680g(2019/5/16追記:重量は650gになりました)と、iPad Proの12インチに近いイメージです。
従来のGPD Pocket 2が465gなので、それよりも200g超重くなりました。
Image: liliputing.com
ただし、上記見て分かるように、キーボードもついにカーソルキーが独立しています。
これまで7インチの筐体にフルキーボードをおさめるために、色々とアクロバティックな配列をしていた部分が、大幅に改善されている模様です。
これはうれしいですね。
相変わらずUMPCといえるサイズ感なのに、入力周りが大幅に改善されています。
これは、2019年の本命の一台になるかもしれません。
また続報ありましたらお伝えします。
おわり