20190514追記:OneMix 3のプロモーションムービーが公開されたので追記
One-Netbook社の新型UMPC(小型PC)であるOneMix 3の情報が出そろってきましたのでまとめです!
一言でいえば、これまでの7インチ液晶モデルであるOneMix2Sまでと比べて、少し大きく、少し薄くなっています。
これまでの経緯
One-Netbook社のOneMixシリーズは、近年盛り上がりを見せるUMPC(小型PC)市場にあって、GPD社のGPD Pocketシリーズ、GPD Winシリーズに並んで有名なモデルです。
One-Netbook社は、GPD社の中の人が喧嘩別れしてできた会社ということもあり、デザインやコンセプトもよく似ています。
ただ、上記の記事にあったようにGPD Pocket 2とOneMix 2Sを比較すると、OneMix 2Sの方が
- ストレージが倍の容量あって早い
- MicroHDMIポートがついている
- 360度回転してタブレット利用できる
- スタイラスペンに対応している(2048段階)
- 指紋認証がついている
と、後発の利を活かしてスペックは有利でした。
そして2019年になり、GPD社は新たにGPD Pocket 2 Maxを発表します。↓
これは、従来の7インチからサイズアップした8.9インチと、iPad miniに近いレベルにまでサイズを広げ、その代わりにタッチパッドを搭載しました。
すると今度は、負けじとOne-Netbook社がOneMixの後継であるOneMix 3を発表しました!
OneMix 3のスペック
さっそくスペックを見ていきましょう。
- 8.4インチ(2560 x 1600)16:10アスペクトレシオ
- 10点マルチタッチ
- 4096段階筆圧のスタイラスペン対応
- 360度回転
- CPU:Intel Core m3-8100Y
- RAM:8GB LPDDR3
- ストレージ:256GB もしくは 512GB PCIe NVMeストレージ
- 追加SSD/4G LTEモジュール用追加M.2スロット
- バッテリー:8,600mAh
- 指紋認証
- キーボードバックライト
- USB Type-Cポート
- microSDカードリーダー
- サイズ:204 x 129 x 14.9mm
- 重量:659g
いかがですか?
360度回転ディスプレイや指紋認証は引き続き搭載しており、2Sで落とされたキーボードバックライトも復活しています。
また、4G LTEモジュールも入れられるなんて、素敵です。
そして、スペックはまたしてもGPD社の新型UMPCであるGPD Pocket 2 Maxによく似ています。
参考までに、GPD Pocket 2 Maxのスペックを↓に書きます。
- CPU:Core m3-8100Y
- グラフィック:Intel UHD Graphics 615
- RAM:8GB〜16GB LPDDR3
- ストレージ:256GB〜1TB SSD
- バッテリー:9200mAh
- サイズ:206 x 148 x 5.5-18mm
- 重量:680g
- ディスプレイ:8.9インチ(2560 x 1600)
UMPC戦争の第二弾は、両者7インチから8インチクラスに広げてきました。
↓の写真で分かる通り、黒い方がOneMix3ですが、若干薄くなっているのが分かります。
また、よく見ると奥行きも広がっていますね。7インチから8.4インチになったからでしょう。
キーボード間の余白が広がっているため、キータイピングはしやすくなっているようです。
OneMix 3は、少数のテスターによるベータテストを実施中とのことです。
リリースは、6月あたりになるとのことで、2019年もアツいUMPCの戦いを、一ユーザーとして楽しみにしたいと思います!
20190514追記
OneMix 3のプロモーションビデオが公開されました。
ベゼルが狭く、画面は大きく、本体は薄くなっています。
おわり