Razer社は、PC向けのゲーミング周辺機器から始まり、独自のゲーミングPC、ゲーミングスマホなど、ゲーミングを核に製品ラインナップを拡大してきたことで有名です。
黒地に緑や紫のサイバーなデザインは、多くのファンを生み出しています。
Razerは、次に何を作るのか? もしかしたらトースターかもしれません。
パンを焼くあの機械です。
冗談じゃなく。
なんでトースター?
ここに至るまでには、何年にもわたる長いストーリーがあります。
数年前、Razerはエイプリルフールネタとして、Project Breadwinnerというサイトを公開しました。
これに先立つ2013年、熱狂的なRazerファンのコミュニティが、Razer社CEOのMin-Liang Tan氏に、“Give us the Razer Toaster”という謎のFacebookページを作って、Razerのトースターを作って欲しいとアピールしまくっていました。
それに対して、Min-Liang Tan氏は、「”Give us the Razer Toaster”ページが、100万いいね!を獲得したらね」と(おそらく適当に)返答していました。
結果、100万いいね!は実現しませんでした。
しかし、そのコミュニティは成長し続け、現在では45,000ほどのいいね!を獲得しています。
ただ、それでも100万には遠く及びません。
この状況下、Min-Liang Tan氏が、救いの手を差し伸べます。
曰く、「Razerロゴのついたトースターのタトゥーをいれたら、一人当たり10万いいね!とカウントしてあげる」
そして現在、なんと世界中で12名がRazerトースターのタトゥーをつけてウロついていることが判明しました。
一人当たり10万いいね!カウントなので、これだけで合計120万いいね!になります。
つまり、本家Facebookページの4.5万と合わせると、余裕で100万いいね!を超えたのです!
これに対し、Min-Liang Tan氏が、下記のように投稿しました。
つまり「私たちはRazerトースターのためにデザイナーとエンジニアのチームを編成しました。実現までに何年かかかると思うけど、随時進捗をちゃんとご報告します」
えええーーー!?!?
つまり、↓みたいなRazerのトースターが、数年後に本当に市場に出る可能性が出てきたのです!
ゲーミングのRazerらしく、トースターにもジャックやUSBがついています。
また、↓を見ると、パンの焦げがRazerロゴになっていたりして笑えます。
コアなPCゲーミングという、以前はなんとなく近寄りがたい雰囲気を醸し出していた世界を、一気に全世界的に「イケてる」ジャンルに押し上げた最大の功労者の一社であるRazer。
熱狂的なファンに支えられ、大きくなってきた側面もあります。
その熱狂的なファンたちの無茶ぶりに対して、本当にトースターを作るのか?
デイリーガジェットではアツい視線で見守っていきたいと思います。
おわり
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