HTCは2018年に、ブロックチェーンスマホのHTC Exodus 1を発売しました。
この次世代機をリリースするようなので、レポートです。
ブロックチェーンスマホ「HTC Exodus 1」とは?
HTC Exodus 1はブロックチェーンスマホを名乗っていますが、そもそもそれは何かと言えば、
- 仮想通貨ウォレットとして使うことができる
- 分散型のWeb3.0アプリのサポート
などの特徴を持ったスマートフォンです。
ブロックチェーンスマホ現行機のExodus1
具体的に言えば、たとえばAndroid OSから独立した、秘密鍵の保管専用のストレージ領域を持っています。
これにより、通常は「ハードウェアウォレット」といわれる専用USBメモリや、「ペーパーウォレット」として紙に書いて保管する人が多い秘密鍵を、スマホ内に置いておくことができます。
また、もし端末を紛失してしまっても、秘密鍵を回復する手段があります。
それは、数人の信頼できる知り合いを指定し、彼らに鍵の情報の一部にアクセスできる権限を与えます。
一人ずつではアクセスできませんが、全員が一緒であれば秘密鍵を回復できるというものです。
スペックは下記の通りで、ハイエンドです。
- CPU:Snapdragon 845
- ディスプレイ:6インチ
- RAM:6GB
- ストレージ:128GB
- カメラ:背面x2、前面x2
- バッテリー:3,500mAh
次世代機はどうなるか
そもそもこのブロックチェーンスマホ、あまり見聞きしたことのない方が多いかと思います。
ですが、次世代機が出るということは、投資家などにそれなりに売れたのかもしれません。
次世代機は、機能は大きく変わらないようです。
ローンチは2019年後半とのことで、おそらくCPUはSnapdragon 855になるでしょう。
また、現行機のExodus 1は当初は仮想通貨のビットコインもしくはイーサリアムでのみ購入でき、950ドルと同価値の価格でした。
今では、699ドルで、仮想通貨ではない旧来からの通貨でも買うことができます。
次世代機も、仮想通貨で購入が可能になるのは固いと思われます。
おわり