GPD Technology社の新型UMPCであるGPD P2 Maxのクラウドファンディングが、6月26日午前11時(北京時間10時)開始で決定しました。
当初の予定よりも大幅に早まりました。
OneMix3/3SやChuwi MiniBookなど、競合各社の新モデルが相次いで発売ないしクラウドファンディング開始したためだと思われます。
GPD P2 Maxは、GPD WinシリーズやGPD Pocketシリーズなどで、近年のUMPC(小型PC)ブームを牽引してきた深圳のGPD Technology社が放つ最新モデルです。
これまでは6〜7インチサイズが主流だったものが、今回のGPD P2 Maxからは8.9インチとほぼiPad miniと同サイズまで大型化しました。
また、スタイラスペンにも対応しています。
タッチパッドを搭載し、キー配列もより打ちやすいものに進化しています。
同社はこれを「真のUltrabook」であると自認しており、↓のようにMacBook 12インチをベンチマークとしています。
価格は、下記の通り2種類です。
- Celeron 3965Y/8GB RAM/256GB SSDモデル
- クラウドファンディング:$529(約57,000円)
- 小売価格:$635(約68,000円)
- Core m3-8100Y/16GB RAM/512GB SSDモデル
- クラウドファンディング:$705(約76,000円)
- 小売価格:$842(約91,000円)
廉価版のCeleronモデルを用意したところには、近年の低価格化の流れが反映されています。
Chuwi MiniBookやOneMix1Sなど、これまで高スペック化一辺倒だったUMPC界は、CPUを抑えて価格もおさえたラインを出すように変わってきています。
CeleronモデルとCore m3モデルで、カラーが異なります。
↓の通り、廉価なCeleronモデルがシルバーで、Core m3モデルがブラック(ダークグレーに近い色)です。
また、日本の出資者には、日本語キーボードステッカーがプレゼントされます。
日本語キーボードをラインナップしたChuwi MiniBook同様、日本市場を重視していることが分かります。
スペックは下記の通りです。
※「/」をはさんで2つ並んでいるものは、左が廉価なCeleronモデル、右がCore m3モデルです。
- カラー:Silver/Amber Black
- OS:Windows 10 Home 64bit
- ディスプレイ:8.9インチ(2560×1600)10点マルチタッチ IPS
- CPU:Celeron 3965Y/Core m3-8100Y
- GPU:UHD Graphics 615
- ストレージ:256GB PCIe NVMe M.2 2280 SSD/512GB
- RAM:8GB/16GB
- Bluetooth:4.2
- インターフェース:USB A x1, USB Cx1, 3.5mmジャック, Micro HDMI 2.0
- バッテリー容量:9,200mAh
- 稼働時間:約10-12時間(使い方による)
- 重量:650g
- サイズ:213 x 149.5 x 5.5-14.2 mm
- 付属品:チャージャー(5V==3A, 9V==3A, 12V==2.5A, 15V==2A)、保証書、スペック表
クラウドファンディングページは、こちらになります。
おわり