下記ですでにお伝えしていた通り、GPD P2 Maxのクラウドファンディングがスタートしました。
当初は7月の予定でしたが、OneMix3シリーズやChuwi MiniBookなど、8インチUMPCの有力な競合の予約販売やクラウドファンディング開始が相次ぐ中、前倒しされました。
現在、すでに目標額の277%となっており、倍以上の出資を集めています。
GPD P2 Maxは、GPD WinシリーズやGPD Pocketシリーズなどで、近年のUMPC(小型PC)ブームを牽引してきた深圳のGPD Technology社が放つ最新モデルです。
これまでは6〜7インチサイズが主流だったものが、今回のGPD P2 Maxからは8.9インチとほぼiPad miniと同サイズまで大型化しました。
クラウドファンディングページでも、下記のようにiPad mini 4と同じサイズであることが訴求されています。
また、スタイラスペンにも対応しています。これまでGPD社はスタイラス対応していませんでしたが、競合のトレンドにキャッチアップした形かもしれません。
タッチパッドを搭載し、キー配列もより打ちやすいものに進化しています。
各種レビューを見ても、タッチパッドの評価が高いようです。
極小の光学式トラックパッドを搭載する競合機が多い中、普段使いの快適さという観点からはかなりのアドバンテージです。
同社はこれを「真のUltrabook」であると自認しており、↓のようにMacBook 12インチをベンチマークとしています。
価格は、下記の通り2種類です。
- Celeron 3965Y/8GB RAM/256GB SSDモデル
- クラウドファンディング:$529(約57,000円)
- 小売価格:$635(約68,000円)
- Core m3-8100Y/16GB RAM/512GB SSDモデル
- クラウドファンディング:$705(約76,000円)
- 小売価格:$842(約91,000円)
また、上記それぞれには、同じ価格で日本語キーボード版も用意されています。
Chuwi MiniBook同様、日本市場を重視した対応になっています。
廉価版のCeleronモデルと上位モデルのCore m3で、カラーが異なります。
↓の通り、廉価なCeleronモデルがシルバーで、Core m3モデルがAmber Blackです。
スペックは下記の通りです。
※「/」をはさんで2つ並んでいるものは、左が廉価なCeleronモデル、右がCore m3モデルです。
- カラー:Silver/Amber Black
- OS:Windows 10 Home 64bit
- ディスプレイ:8.9インチ(2560×1600)10点マルチタッチ IPS
- CPU:Celeron 3965Y/Core m3-8100Y
- GPU:UHD Graphics 615
- ストレージ:256GB PCIe NVMe M.2 2280 SSD/512GB
- RAM:8GB/16GB
- Bluetooth:4.2
- インターフェース:USB A x1, USB Cx1, 3.5mmジャック, Micro HDMI 2.0
- バッテリー容量:9,200mAh
- 稼働時間:約10-12時間(使い方による)
- 重量:650g
- サイズ:213 x 149.5 x 5.5-14.2 mm
- 付属品:チャージャー(5V==3A, 9V==3A, 12V==2.5A, 15V==2A)、保証書、スペック表
クラウドファンディングページはこちらになります。
おわり