LGは新型のスマートフォン「LG G8X ThinQ」を発表しました。
これ自体は、今年発表された前モデルの「LG G8 ThinQ」と大きく変わるものではありません。
判明しているスペックは下記の通りで、一般的なハイエンド機と同等の高いスペックです。
- ディスプレイ:6.4インチ(2340 x 1080)有機EL
- CPU:Snapdragon 855
- RAM:6GB
- ストレージ:128GB
- 外部記憶:MicroSD最大2TB
- リアカメラ:12MP + 13MP
- フロントカメラ:32MP
- 認証:画面指紋認証
- バッテリー容量:4,000mAh
- 急速充電:Qualcomm Quick Charge 3.0
- 充電ポート:USB Type-C
- 防水・防塵:IP68
- サイズ:159mm x 76mm x 8.4mm
- 重量:192g
本機がユニークなのは、対応する純正アクセサリーにあります。
デュアルスクリーンのスマホケース「LG Dual Screen」
下記の記事でご紹介した、LG V50 ThinQという別のLGスマートフォンで出ていた「LG Dual Screen」が、今回発表された「LG G8X ThinQ」用にもリリースされます。
どのようなものかというと、↓のようにスクリーンが搭載されたスマホカバーです。
手帳型スマホカバーのフリップ部にスクリーンが搭載されており、スマホ本体からの給電で画面表示できるようになっています。
大きな画面でコンテンツが見られるだけでなく、たとえば、片側をコントローラに、もう片側でゲーム画面を表示するような使い方ができます。
LG G8X ThinQ向けに出される「LG Dual Screen」は、「LG V50 ThinQ」よりも進化しています。
フリップを閉じた状態でも2.1インチのモノクロ液晶がついていて、日時やバッテリー残量、通知などを確認できます。(↓写真の一番右)
また、360度回転のYogaスタイルにも対応しました。
他メーカー向けも出してほしい理由
用途として、片側をキーボードにするとか、両画面で別のウェブサイト(左でニュース、右でSNSなど)を見るなど、折りたたみ式によく似た使い方が考えられます。
折りたたみ式と違うのは、価格が安いこと(V50向けは約25,000円)と、別スクリーンとしての利用が前提であることです。
折りたたみ式は、あくまで一枚のスクリーンであるため、ソフトウェア的にも1スクリーンとしての動作が基本になります。
ディスプレイ搭載型ケースであれば、2画面を利用した使い方がベースとなり、その方が用途が広い(一画面折りたたみではタブレット的な大画面利用目的が基本になってしまいます)ですし、物理的にも取り外しが可能です。
ネックは、このタイプに対応したアプリが少ないことです。
たとえば同じブラウザで左右それぞれの画面で別のサイトを表示するには、今はWhaleというブラウザを使うしかありません。
このスクリーン搭載型スマホカバーが他社端末向けにもリリースされれば、こういったガジェットに対応したアプリが増えて、より楽しめます。
何より、ガジェット好きの心の琴線に触れる何かが、このカバーにはありますよね!笑
スペックなど
「LG DualScreen」のスペックは下記の通りです。
- ディスプレイ:6.4インチ(2340 x 1080)有機EL
- 背面サブディスプレイ:2.1インチモノクロ
- 360度回転
- サイズ:166 x 85 x 15mm
- 重量:134g
価格や発売地域、時期などは未発表です。
おわり
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