持ち物を極力減らし、シンプルな生活を志向するミニマリズムとよばれる生活様式を愛する人がここ数年多くなっています。
自宅の物もそうですが、外出時に持ち歩く物もなるべく減らしたいというのは、ミニマリストでなくとも思うことがあると思います。
多くの人にとって、外出時の必須アイテムといえばスマホと財布ですが、薄型化が進むスマホに対し、財布はどうしても分厚くなりがちです。
そこで、「スマートウォレット」と呼ばれるカテゴリーが存在します。
下記のような特徴をもった財布です。
- 免許やクレジットカードなど、必要最低限のカードとお札数枚のみを入れる
- ポケットに入れても膨らまない薄さを追求している
- RFID遮断機能を搭載している
3点目の「RFID遮断機能」は、電子マネーなどに使われる微弱電波のRFIDをブロックすることで、電子スリを防止する機能です。
ざっくりいえば、お店のSuica読み取り機を持ち歩いて人のポケットにかざすことでその人の電子マネーからお金を盗む行為のブロックです。
薄さを追求しているからこそ一層重要になってくる特徴です。
今回は、この「スマートウォレット」を取り上げます。
1,000円前後の安い「カードクリップ」と呼ばれるカテゴリーもありますが、今回ご紹介するのは、いずれもこだわりを持って作られた一品です。
スマートウォレットと財布、そしてUMPCだけを持ち歩いて街に出ましょう!笑
2019/10/7追記:本記事でご紹介した「DANGO D01 Dapper Wallet」をレビューしました↓
Note Sleeve(Bellroy)
一つ目は、オーストラリアのメルボルンのブランドである「Bellroy」(ベルロイ)の「Note Sleeve」です。
同社は、ビーチのキッチンテーブルで誕生したというブランドストーリーを持っており、動物愛護や環境保護への意識の高さをブランドや製品の特徴としています。
いかにもオーストラリアですね。
カード4〜12枚と、折った紙幣がぴったり収まるサイズで、日常使用のカード用スロット3つ、 残りのカード用のプルタブ付きセクション1つがついていて素材は革です。
↓のように、ポケットに入れても膨らまない、とても薄い財布です。
もちろんRFID遮断機能もあります。
↓のように、小銭も入れることができます。
ポケット以外に、あまり使わないカード用に、↓のプルタブが付いています。
価格は9,500円で、↓のページの先からカラーを選んで購入することができます。
Parliament Wallet(Ekster)
二つ目は、EksterのParliament Walletというスマートウォレットです。
本品の特徴は、なんと言っても階段状に出てくるカードポケットです。↓
↓の真ん中あたりに見えるボタンを押すと、プッシュ式スライド機構が作動してカードが出てきますので、会計時にスムーズです。
↓のように、通常のポケットと、お札を挟む部分もあります。また、RFID遮断にも対応します。
100%満足度保証がついており、満足しなければ全額返金してくれます。
価格は9,980円で、↓のページの先からカラーを選んで購入することができます。
Veered Wallet(SLEEK LIFE DESIGN)
三つ目は、ニューヨークのSLEEK LIFE DESIGN製「Veered Wallet」です。
本製品最大の特徴は、航空機グレードのアルミニウムを使っていることです。
↓のように、見た目もメタリックです。
RFID遮断ポケットには6枚までのカードと15枚までのコインが、バンド部には10枚までのカードを収納でき、重量は100gです。
↓のように、フリスクなどを入れられるポケットがついているのがユニークです。
本革の財布が続きましたが、スマートウォレットはこのように変わった素材を使った物が多いのも特徴です。
価格は13,980円で、↓のページの先から、カラーを選んで購入することができます。
Hudwood Wallet(Hudwood)
続いては、スロベニアのブランドです。
Hudwoodは、スロベニアの自然の尊さを表現したいという職人のハンドメイド製品を出しています。
木製であることが特徴で、カードや硬貨、お札を入れられます。
↓のように一般的な財布と比較すると、その薄さやコンパクトさがよく分かります。
また、木製で手作りのため、 一品ずつ模様が異なります。
価格は7,980円で、↓のページの先から購入することができます。
Liquid Wallet Grade6061(Liquid)
次は、アルミニウム削り出しのLiquid Wallet Grade6061です。
↓のようにメカニックなデザインです。
また、本製品最大の特徴は、キーケースを兼ねている点です。
財布、スマホのほかに鍵も持たないといけないという方も多いでしょう。
そういう方にとっては、本製品はいいかもしれません。
↓のように、アーミーナイフのようなデザインも面白いです。
背面に、バンド式にカードを収納できるようになっています。
6,980円で、↓のリンクの先から購入することができます。
DANGO Dapper Wallet D01(Dango products)
最後は、カリフォルニア州サンタクララで誕生したDango productsの「Dapper Wallet D01」です。
レザーとアルミ、シリコンバンドを組み合わせた、特徴的なデザインがかっこいいです。
RFIDブロック搭載で、12枚までのカードを収納できます。
組み立て式のため、全パーツ分解して再構築できます。
創業者は、5年間世界を放浪して、コンシューマーエレクトロニクスのアクセサリー製品の修行を積んだらしいので、とにかくサイバーなデザインです。
クルマなど、工業製品によく似合うデザインになっています。
重量が67gと軽量なのも嬉しいですね。
カラー選択と購入は、↓のリンクの先からどうぞ。
2019/10/7追記:本製品をレビューしました。
スマートウォレットとスマホとUMPC
スマートウォレット、いずれも素材やデザインが特徴的で、何よりかさばらずに必要なものを持ち運べるのが魅力です。
大きな財布を持つのに辟易としている方、ぜひ検討してみてください。
週末は、スマートウォレットとスマホとUMPCもしくはタブレットを持って、ミニマリストスタイルで遊びに出かけてみるのもいいのではないでしょうか。
おわり
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