3万円の新型7インチUMPC「Peakago」はSIMスロット搭載で4G通信対応

下記でお伝えした、7インチの新型UMPC(超小型ノートパソコン)の「Peakago」

今年2019年は、UMPC(超小型ノートパソコン)が本当にたくさん登場しています。 デイリーガジェットでも、いくつかのモデルを...

OneMix2Sによく似た筐体設計で、カラーがガンメタリックです。

既存のUMPCとの大きな違いは、良い点と悪い点が一つずつあります。

まず良い点は、価格です。

まもなくIndiegogoでクラウドファンディングが開始される予定ですが、米ドルで250〜350ドルすなわち2万7千円〜3万8千円ほどになります。

これは、競合機の廉価モデル、たとえば↓のOneMix1SやGPD Pocket2 Amber Blackと比較しても、圧倒的な低価格ということになります。

悪い点は、CPUです。

既存モデルの多くが、平均的にはCore m3-8100Y、ベーシックスペックでもCeleron N4100を搭載するのに対し、本機はAtom Z8350です。

上記の記事では、重量が700gとお伝えしましたが、これは修正が入り、539gになりました。

これで、重量やサイズ感は、競合の7インチモデルと遜色なくなりました。

さらに、ここに来て、本機にさらに強力な強みが追加されました。

SIMカード対応

そうです。SIMによる、4G通信に対応することが明らかになったのです。

スマホで一般的なnano SIMではなく、Micro SIMですが、これは↓のような変換パーツで簡単に変えられますので大きな問題ではありません。

Wi-Fiがない環境下でも、モバイルネットワーク通信ができることは、大きなメリットです。

結果、スペックは下記の通りとなりました。

  • CPU:Intel Atom Z8350 (Cherry Trail)
  • ディスプレイ:7インチ IPS(1920 x 1200)
  • アスペクト比:16:10
  • OS:Windows10(S mode)
  • RAM:8GB DDR
  • ストレージ:128GB
  • バッテリー容量:4,500mAh
  • 拡張性:microSD、USB Type-C、USB 3.0 Type-A、Micro HDMI、3.5mmイヤホンジャック、MicroSIM
  • カメラ:フロント30万画素
  • ネットワーク:Wi-Fi IEEE802.11 b/g/n、Bluetooth 4.0
  • サイズ:181 x 113.6 x 17 mm
  • 重量:539g
  • その他:重力センサ、タッチパネル、360度Yogaスタイル機構

また、↓のように360度画面が回転してタブレットのように使える「Yoga機構」も備えています。

現在は、こちらのプロモーションサイトが公開されています。

Indiegogoへの登場を楽しみに待ちたいですね!

おわり


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コメント

  1. [Fn]+[nanashi] より:

    このPCはCOMDEXに出品されており、ライブドアニュースで紹介されています。
    https://news.livedoor.com/article/detail/16651886/

    こちらがメーカー公式
    http://www.chitechpc.com/proshow-179-3-35-35-100-3.html

    開発元についてindiegogoの出資ページのコメントで指摘したところ、コメントを消され出資も取り消しされました。
    このPCに出資するのはハイリスクと思わざるを得ません

  2. [Fn]+[nanashi] より:

    間違えました
    COMDEX→COMPUTEX

    製造はCHITECH社なのにindiegogoのSTORYで2018年から開発しているとしていたり、
    10年の歴史があると言いながらpeakago.comの取得が今年の7/24で過去の実績が一切ないなどかなり怪しいです