著名なLinuxディストリビューションである「Ubuntu」の派生である「Ubuntu MATE 19.10」がリリースされました。
こちらは、GNOME 2ベースのMATE(マテ)と呼ばれるUIを採用している点がUbuntuと異なります。
上記スクリーンショットにあるように、Unity風やWindows風(Redmond)、Mac OS風(Cupertino)のUIが選択できます。
RedmondやCupertinoは、それぞれマイクロソフトとアップルの本社がある街の名前ですね。
Ubuntuからは、公式な派製品として認められています。
このUbuntu MATE 19.10ですが、デイリーガジェットで何度も取り上げているUMPC(超小型ノートパソコン)に最適化されたオプションが用意されており、公式も積極的な取り組みをアピールしています。
↑のように、GPD社製品(GPD Pocket, GPD Pocket2, GPD MicroPC, GPD Win2)やTopjoy Falconなどを、公式な動作端末として取り上げています。
具体的には、画面回転や、小画面・高解像度のUMPCならではのディスプレイ設定、および特殊なポインティングデバイス周りのドライバです。
↓のように、「GPD Pocket Display Scaler」として、スタートアップ設定にオプションが用意されています。
GPD MicroPCでUbuntu MATEを動作させている公式動画も↓のように公開されています。
Ubuntu MATE 19.10のダウンロードはこちらになります。
なお、UMPCだけではありませんが、画面回転周りにはまだ既知のバグがいくつかあるようで、それらは鋭意対応中とのことです。
おわり
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