7インチUMPC(超小型ノートパソコン)であるGPD Pocket2に、廉価版の新型モデルが登場します。
それが、「GPD Pocket 2S」です。
筐体の形状は、従来のGPD Pocket2と変わりません。
カラーについては、シルバーとブラックが用意されています。
シルバー↓
ブラック↓
では、従来モデルとどこが違うのでしょう?
実はGPD Pocket2は従来から2モデル出ており、どちらから見るかによって、アップグレードとダウングレードが異なってきます。
従来モデル
GPD Pocket2は、従来から2モデル出ていました。
一つ目が、Core m3-8100Yを搭載したシルバーの無印GPD Pocket2です。
こちらは、約86,000円です↓
もう一つが、Celeron 3965Yを搭載した、本体カラーがブラックの「GPD Pocket2 Amber Black」です。
廉価モデルの位置づけで、約59,000円です。↓
今回出た「GPD Pocket2S」は、CPUはCeleron 3965Y、ストレージは256GB SSDになっています。(それ以外のスペックは共通です)
- CPU:Celeron 3965Y
- RAM:8GB DDR3 SDRAM
- ストレージ:256GB SSD
- バッテリー容量:6,800mAh
- ディスプレイ:7インチ(1920×1200)
- OS:Windows10
- サイズ:181×113×8~14mm
- 重量:510g
従来の無印シルバー「GPD Pocket2」と比較すると、CPUがCore m3-8100YからCeleron 3965Yにダウングレードしたかわりに、ストレージは128GB eMMCから256GB SSDに倍増かつ高速化しています。
また、価格も2万円ほど安くなりました。
一方で従来からの廉価モデルである「GPD Pocket2 Amber Black」と比較すると、CPUそのまま、ストレージが128GB eMMCから256GB SSDにアップグレードした代わりに、価格が4,000円ほど高くなっています。
つまり、これらのモデルの間が登場したということですね。
実用性の高い廉価モデルが登場したということ
従来の「GPD Pocket2」よりはCPUが落ちたがストレージが大容量・高速化し、従来の廉価モデルよりもストレージが大容量・高速化しているので、総合すると「より実用的な廉価モデルが登場した」ということになると思います。
ヘビーな用途には向きませんが、ブラウジングやオフィスソフトの利用などでは、それほどストレスなく使うことができるでしょう。
発売は12月20日(金)を予定しており、すでにアマゾン上では↓で予約が開始されています。
また、GPD社の他のUMPCとの比較でいうと、↓のようになります。
オーソドックスなPC利用を、なるべく小型で、というニーズには、今回の「GPD Pocket2S」が一番よさそうです。
おわり
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一見怪しいですが実は心優しい、デイリーガジェット動画部のケン氏がゆるい感じにレポートしています。
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