人気の三軸ジンバルカメラ「Osmo Pocket」
カメラヘッド部が手ぶれや傾きに応じてグリグリ動くことで、非常に安定した映像が撮影できます。
今回は、この「Osmo Pocket」に、USB Type-C接続のマイクを接続して、音がどの程度良くなるのかを見ていきたいと思います。
まずはOsmo Pocketの実力
Osmo Pocketについては、世界中でさんざんレビューされていますが、どのような映像が撮れるのかだけ紹介します。
まずはiPhone XSとの比較です。↓
iPhone XSを揺らしながら撮ったというわけではもちろんなく、むしろかなり慎重に撮影しました。
それでも、これだけの安定性クオリティの差が出ます。
次に、Xperia 5でも見てみます。
舞台は逗子海岸です↓
Xperia 5もかなりのハイクオリティですが、やはりOsmo Pocketの安定性にはかないません。
素人が撮ったとは思えないほどのこんな映像が簡単に撮影できるのが、「Osmo Pocket」の魅力です。
最大4K60fpsでの撮影に対応しています。
現在、3万円後半で購入できます。(人気なのでしょっちゅう売り切れていますが)
マイクを接続してみよう
スマホ撮影もそうですが、映像は驚異的な進化を遂げる一方、音(マイク)については未だに多少不満が残ります。
そこで今回、↓の「BOYA BY-DM100」という外部マイクをOsmo Pocketに接続して、撮影してみます。
ご覧の通り、本体のほかに、2種類の風防とポーチが付属します。
最大の特徴はUSB Type-C接続という点で、スマホやOsmo Pocketに簡単に装着できます。
↓のように5,500円ほどで販売されています。
Osmo Pocketは特に設定なく外部マイクに切り替えてくれます。
Osmo PocketにBY-DM100を接続したら↓のようになります。
未来的な見た目になりますね。
Osmo Pocketは純正・サードパーティ品問わず、様々なアタッチメントを装着できるのが魅力の一つです。
風防付きですと↓の通り。
モフモフの風防を付けると、↓のようになります。
では、実際に上記外部マイクを装着した場合としない場合で、撮影の音質がどの程度変わるのかを見ていきましょう!
撮影サンプル
2つのシーンで、マイクありなしで比較してみましょう。
1.風が少ないシーン
まずは、凪程度の逗子海岸です。
はじめに、外部マイクなしのOsmo Pocket単体で撮影したら↓のようになります。
十分綺麗な音ですが、ブオーというウィンド音が結構入っていますね。
次に、同じシーンを、モフモフ風防付きのUSB Type-C接続マイクを装着して撮影したものが↓になります。(イヤホンをした方が違いが分かりやすいです)
若干音のまとまりが良いのと、ウィンド音が静かになっているのが分かります。
ただ、後半の突風では、風防付きでもウィンド音がしていますね。
音の大きさは、マイクなし=Osmo内蔵マイク方が大きいです。
次に、風が強いシーンを見ていきましょう。
2.風が強いシーン
舞台は夕刻の稲村ヶ崎で、富士山が綺麗に見えましたがかなり風が強い日でした。
まず、外部マイクなしの場合です。
次に、USB Type-Cマイク接続の場合。
こちらも、モフモフ風防を付けています。
ブオーというウィンド音は、多少抑えられていますね。
やはり、音の大きさはOsmo Pocketのマイクの方が大きいです。
結論:風が強い屋外以外は内蔵マイクで十分かも
以上、USB Type-C接続マイクをつけた場合とつけなかった場合で、Osmo Pocketの撮影音クオリティの違いを見てきました。
見ていただいて分かるとおり、音質に大きな違いはないようです。
むしろ、Osmo Pocket内蔵マイクの方が、音が大きくて好みだという方もいそうです。
ただ、風が強い日の屋外撮影など、ブオーというウィンド音が気になるシーンでは、外部マイクは威力を発揮してくれそうです。
今後も、様々なアタッチメントをつけて、Osmo Pocketをレビューしていきます。
お楽しみに。
おわり
デイリーガジェットYouTubeチャンネル!(”ほぼ”毎日更新中!)
デイリーガジェットでは、UMPC(超小型PC)、スマホ、タブレット、レトロPCをはじめとして、商品のレビューやインタビューの動画を、YouTubeに”ほぼ”毎日公開しています。
一見怪しいですが実は心優しい、デイリーガジェット動画部のケン氏がゆるい感じにレポートしています。
↑デイリーガジェット動画部のケン
ぜひ↓からチャンネル登録をお願いします!