Ubuntuベースの携帯型ゲーム機「ODROID-GO Advance」約6,000円でまもなく登場

LinuxのUbuntuをベースにした携帯型ゲーム機「ODROID-GO Advance」が2020年1月下旬に発売されます。

「ODROID-GO Advance」は下記ゲーム機のエミュレータを搭載しており、ROMを準備したりコーディングすることで、ゲームをプレイすることができます。

  • ゲームボーイ
  • ゲームボーイカラー
  • ゲームギア
  • メガドライブ
  • ファミコン
  • セガサターン

OSにはUbuntu 18.04、Linuxカーネル 4.4.189をベースに、UIに「EmulationStation」を採用しています。

EmulationStation」は、キーボードが無いゲーム機型の端末でも、エミュレータの起動をグラフィカルに制御してくれるフロントエンドです。↓

Windows、ラズパイのほか、DebianやArchなどに対応したディストリビューションがあります。↓

起動時は↓のように起動ファイル読み込みの画面が流れますが、

起動すると、↓のようにEmulationStationの画面から各エミュレータをカーソルキーで指定して立ち上げることができます。

本機は↓のように組み立てキットの形で提供されるので、自分で組み上げて楽しむことができます。

スペックは下記の通りで、3.5インチカラー液晶と、最大10時間持つバッテリーを搭載しています。

  • CPU : RockChip RK3326(クアッドコアARM Cortex-A35 1.3GHz)
  • GPU : Mali-G31 Dvalin
  • RAM:1GB (DDR3L 786Mhz, 32 Bits bus width)
  • ストレージ:SPI Flash(16MB Boot)、Micro SDカードスロット(UHS-1 Capable interface)
  • ディスプレイ:3.5インチ(320×480)TFT LCD (ILI9488, MIPI interface)
  • オーディオ:イヤホンジャック(0.5Watt 8Ω Mono)
  • バッテリー:リチウムポリマー3.7V/3000mAh(最大10時間のゲームプレイ)
  • I/O:USB 2.0 Host x 1, 10ピンポート(I2C, GPIO, IRQ at 3.3V)

本体は↓のように横長の携帯型ゲーム機タイプになっており、カーソルキーやX/Y/A/B/L/Rボタンほかゲーム機として必要な入出力インターフェースが揃っています。

発売は2020年1月末の予定で、こちらのサイトから55ドル(約6,000円)でPayPalで購入することができます。

販売するHARDKERNEL社は韓国の会社のため、日本への発送は交渉すれば可能な可能性が結構高そうです。

おわり

デイリーガジェットYouTubeチャンネル!(”ほぼ”毎日更新中!)

デイリーガジェットでは、UMPC(超小型PC)、スマホ、タブレット、レトロPCをはじめとして、商品のレビューやインタビューの動画を、YouTubeに”ほぼ”毎日公開しています。

一見怪しいですが実は心優しい、デイリーガジェット動画部のケン氏がゆるい感じにレポートしています。


↑デイリーガジェット動画部のケン

ぜひ↓からチャンネル登録をお願いします!

デイリーガジェットYouTubeチャンネル