※本製品の技適取得有無について問い合わせをいただいています。技適についてはメーカーに問い合わせていますが、現時点では取得の確証は得られていないため、確証が得られるまでは日本では電波発信をしない利用にするか、日本では本製品を利用しないかのどちらかにしましょう。
スマートウォッチには、ウォッチタイプやバンドタイプなどいくつかのパターンがありますが、今回紹介するのはバンドタイプで、見た目はオーソドックスな製品です。
その名も「LILYGO TTGO T-Wristband」で、価格はなんと18ドル(約2,000円)と格安です。
見た目は、↓のシャオミ「Xiaomi Mi Band 4」によく似ています。
価格については、Mi Band 4が3,800円前後に対して、本製品は約2,000円なので、格安です。
現在、AliExpressのこちらのページで販売されています。
公式ページはこちらになります。
本製品の特徴は価格だけではありません。
なんと、これ、自分でプログラミングして使うことが前提の製品なんです!
なんだかワクワクしてきたぞ!
まずは製品概要
スペックは下記の通りです。
- メインチップ:ESP32-PICO-D4
- プロセッサ:Tensilica LX6
- IMU:9軸センサ MPU9250
- クロックチップ:PCF8563
- タッチボタン:TTP223
- 充電チップ:TP4054
- 拡張・プログラムダウンロードインターフェース:0.3ピッチ 13ピン FPCソケット
- 本体サイズ:63mm x 53mm x 20mm
- 重量:30g
- アンテナ:ビルトインWiFi / Bluetoothセラミックアンテナ
- バッテリー:80mA
- ディスプレイ:0.96インチ IPS
Wi-FiとBluetoothに対応し、ディスプレイにタッチボタンがついています。
同梱物は下記の通りで、T-Wristband本体、シリコンストラップ、充電用USBケーブル、プログラミングやソフトウェアダウンロード用の拡張ボードです。
充電は、下記のようにリストバンドから本体を外して行うようです。
プログラミングは?
メインの集積回路がESP32なので、ESP32用の開発環境を使ってコンパイルできそうです。
ドキュメントやソース類はこちらのGitHubにまとめられていますが、見るとC++で書かれています。
下記のように、拡張ボードについたmicro USBとUSB Type-Cを経由して、T-WristbandのメインボードとPCをつなげて開発します。
T-Wristbandには9軸のモーションセンサやBluetooth、Wi-Fi、0.96インチのIPS液晶などが搭載されていますので、それを制御することで様々な機能を実装できそうですね。
自分で開発して楽しんでもいいですし、もし本製品に向けたソフトウェアがどこかに集まるようになれば、だいぶ楽しくなりそうです。
興味がある方は、ぜひチェックしてみてください。
おわり
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