VAIO株式会社はご存じノートPCを中心に、VAIO Phoneなどモバイル端末もリリースしているメーカーですが、同社のオンラインサイト「VAIOストア」限定で、ユニークでお得なSIMカードが販売されています。
それは、「PC利用に特化したSIMカード」です。
近年、LTEモジュールを搭載するパソコンが増えてきました。
VAIOもLTEモジュール搭載モデルをいくつかリリースしています。
そのようなPCでの利用に特化したSIMカードです。
どこが「PC利用に特化」なのか
それは、データプランにあります。
PC利用は、毎日モバイルデータ通信を使うスマホと異なり、データ利用のパターンに波がある方が多いと思います。
つまり外出先での利用が多い月もあれば、オフィスや自宅での利用しかしない(=Wi-Fi利用オンリー)月など。
そこに合わせて、この「VAIOオリジナルLTEデータ通信SIM」は、1年~3年の契約期間延べでのデータ通信容量を契約します。
たとえば↓の「利用期間:2年間 高速通信モード:64GB分」では、2年間で合計64GBの高速通信(下り最大225Mbps)を使うことができます。
全く使わない月があっても、データ通信容量が無駄になりません。
また、高速通信モードをONにしない時は、200kbpsで使い放題になります。
通常、データ通信プランのSIMカードを契約すると、月々上限で設定されますが、PCでの利用パターンにあわせてそれを1~3年間で設定しているということです。
プランは、1年間、2年間、3年間があり、それぞれ32GB、64GB、128GBの高速通信モード容量が付属します。
2020年1月23日まで大幅値下げ中
1月23日までは、64GB付属の2年プランが通常税込25,520円が税込19,800円に、128GB付属の3年プランが税込35,420円が税込29,800円に値下げ中です。
これはデータ通信専用SIMとしてもかなり安くなっており、たとえば3年プランでは、月々で割れば3.56GBで828円となり、2年プランでも2.67GBで825円となります。
いわゆる「格安SIM」の相場では、3GBのデータ専用SIMであれば税込900~1,000円になるので、それと比較しても安くなっています。
しかも2年や3年間はデータが繰り越され続けるようなものなので、そういった点でもお得です。
VAIO社製品しか対応してないの?
これはグレーなのですが、もちろんVAIOとしては、VAIO社製品のいわばPCアクセサリーのように本体の販売増加のためにこのSIMを用意しているので、こちらの仕様にも動作確認端末は「LTEモジュール搭載のVAIO PC, VAIO Phone A, VAIO Phone Biz」となっています。
ただ、よくよく下をみると小さな文字で「*4 その他のハードウェアでの動作については、動作確認及びサポートは行っていませんが、利用制限は行っていません。本サービスはLTE対応機器でのみ動作します。」とあります。
そのため、VAIO以外でも、Micro SIM対応機器での利用は自己責任でいけそうですね。
エリアはNTTドコモのXiエリア及びFOMAエリア、形状はmicro SIMで、SMSは非対応です。
というわけで、気になる方はVAIOストアのこちらのページからチェックしてみてくださいね。
おわり
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