今年度のSIMフリースマホの2大巨頭といえば、シャープのAQUOS Sense3とOPPOのReno Aです。
どちらも3万円台とは思えないほどの完成度の高さを誇ります。
「OPPO Reno A」に関して言えば、3万円台半ばとは思えないほどの高スペックが特徴で、6GB RAM、デュアルカメラ、防水、おサイフケータイとそのコピー通り「いろいろ余裕」です。
さて、今回はこのOPPO Reno Aに関して、そのカメラ機能を検証してみたいと思います。
Reno Aカメラってどうなの?
Reno Aのリアカメラは、1600万画素 + 200万画素のデュアルレンズ、フロントカメラは2500万画素のシングルレンズです。
画素数だけで見ると高いのですが、実際の撮影品質はどうなのでしょう。
ハイエンド機であるソニーのXperia 5と比較してみましょう。
まずは光量が十分なシーンでの料理の写真です。
Xperiaの方が若干明るく写っていますが、ほぼ品質に違いはなさそうです。
価格は半額ほどなので、これは驚きですね。
続いて若干光量を落ちたシーン、夕方の風景を見てみます。
これも、空のグラデーションやビルの明かりなど、ほとんど違いは感じません。
ただ、オリジナルの写真を拡大して見ると、Reno Aは少し潰れた場所が出てきます。
続いては夜景です。
アキバの中央通り交差点で、1枚目はXperia 5で撮影したものです。
空の黒と、ビルのライトがどちらもとても綺麗に出ていますね。
一方でReno Aはどうでしょうか。↓です。
こちらも、ビルの明かりは綺麗に出ていますが、空はかなりにじんで潰れています。
このあたりになると、実力差が大きく出てきてしまいます。
最後に、さらに光量が少ない夜の神田明神を見てみましょう。
それがこちら。
ここまで来ると、実力差は明らかです。
Reno Aと比べて、Xperia 5は、夜空も社殿も、非常にクッキリと鮮明に写っています。
違いは暗所撮影に出る
というわけで、Reno Aの写真撮影品質については、フラッグシップ機と比較して、まず明るい場所での品質はほとんど変わらず綺麗に出ます。
ただ、夕方~夜、室内など、光量が少ない暗所撮影になると、滲みや潰れが出てしまい、フラッグシップ機との違いがかなり大きく出てきてしまうようです。
また、レビュー記事にも書きましたが、Reno Aは手ぶれ補正も弱いため、その観点でも暗い場所の撮影は苦手でしょう。
とはいえ、光量十分なシーンではとても鮮やかな写真が撮れますので、暗所撮影は不要という方には十分オススメできるクオリティです。
おわり
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