LinuxパソコンメーカーであるSystem 76は、第10世代Core i5/i7搭載、14.1インチディスプレイで1kgを切る薄型軽量Linuxモバイルノートパソコン「LEMUR Pro」を4月初旬にも発売開始する予定です。
価格は最低構成1,099ドル(約12万円)からとなっており、スペックは下記の通りです。
- OS:Pop!_OS 19.10 (64bit)もしくはPop!_OS 18.04 LTS (64bit)もしくはUbuntu 18.04 LTS (64bit)
- CPU:第10世代Intel® Core i5-10210U もしくは Core i7-10510U
- ディスプレイ:14.1インチ(1920×1080)IPS
- グラフィックス:Intel® UHD Graphics
- RAM:最大40GB DDR4(2,666MHz)
- ストレージ:M.2 SSD x2(最大4TB)
- 拡張性:USB 3.1 Type-C、USB 3.0 Type-A x2、MicroSDカードリーダー
- 出力ポート類:HDMI、USB 3.1 Type-C with DisplayPort
- カメラ:720p HD webcam
- バッテリー:73Wh
- セキュリティ:Intel ME(Management Engine)対策、Kensington®ロック
- 充電器:65W AC-in 100~240V 50~60Hz
- USB Type-C PD充電対応
- サイズ:32.1×21.6×1.55cm
- 重量:990g
- その他:キーボードバックライト
Pop!_OSはUbuntuベースのLinuxディストリビューションで、System76によって開発されたOSです。
エンジニアやコンピュータサイエンスの専門家をターゲットとしており、作業に集中しやすいUI設計になっているようです。
「LEMUR Pro」は、第10世代Coreプロセッサ、最大40GB RAM、最大4TBストレージ、FullHDとかなりハイスペックながら、990gと1kgを切る軽量さで、写真からもわかるように1.55cmと薄型になっています。
また、脆弱性が報告されたIntel ME(Management Engine)をdisabledにしたり、Kensington®ロックに対応したりと、セキュリティにも強く配慮されています。
バッテリー持続時間の長さも訴求されており、「ロード・オブ・ザ・リング連続視聴10時間」「Wikipedia連続視聴16時間」「vimで連続コーティング21時間」と、ユニークな指標で示しています。
クリエイターや重い解析をするコンピュータサイエンティストなど、ハイスペックを必要とするLinuxユーザーにとって魅力的な選択肢になりそうです。
具体的な発売日はまだ不明ですが、現在はアーリーアクセスの登録をこちらの公式サイトで受け付けています。
同社はこちらにある通り、日本への発送にも対応しています。
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