下記でご紹介した、100W/4ポート対応として世界最小級の窒化ガリウム(GaN)充電器「TUNEWEAR TUNEMAX 100W GaN」のサンプルをお借りしたのでレビューします。
こちら、96wアダプターが付属する最強のMacBookであるMacBook Pro 16インチも充電ができるという、軽量コンパクトなのに非常にパワフルな充電器です。
こちら、現在GREEN FUNDINGのこちらのページでクラウドファンディングを実施中で、一般小売想定販売価格9,900円に対して、各色限定数で28%OFFの7,128円にて販売中です。
記事公開時点で残り16日、すでに約1500万円の出資が集まっており、目標額はクリアしています。
それでは見ていきましょう!
※今回レビューしたものはサンプルのため、最終量産品とは仕様などが若干異なる可能性があります。
窒化ガリウム(GaN)充電器とは?
まずは簡単におさらいです。
「窒化ガリウム(GaN)」採用のUSB充電器は、昨年頃から人気が高まっており、Ankerなど同素材採用の充電器の売り切れが続いていました。
「窒化ガリウム(GaN)」は次世代のパワー半導体(電力の制御や供給を行う半導体)として、従来主流だった「シリコン(Si)」よりも電力変換効率が高いことが特徴です。
そのため、充電器本体を小型化でき、また発熱も少なくなっているため、人気が高まっています。
新しい素材ということもあり、当初は価格がネックでしたが、昨年頃からそれもこなれてきました。
今後、さらに普及していく窒化ガリウム(GaN)充電器。
まさにその「パワフルなのに発熱をおさえてコンパクト」という特徴を凝縮させたような製品が、今回ご紹介する「TUNEWEAR TUNEMAX 100W GaN」です。
サイズ感
まずは本体のサイズ感から見ていきます。
↓は6インチスマホのOPPO Reno Aとのサイズ感比較です。
Reno Aは一般的なサイズで、iPhoneもシリーズによりますが大きさはそれほど変わりません。
それと比較しても表面積はかなりコンパクトです。
↓は様々なチャージャーとの比較です。
Apple純正のチャージャーよりも小さくなっています。
比較対象はいずれも1ポートのものが多いため、4ポート(USB Type-A x2、Type-C x2)搭載にしてはコンパクトです。
また、↓のプラグ部は折りたためますので、持ち運びに便利です。
Apple純正チャージャーとの比較
MacBook付属の純正チャージャーとのサイズ感はどのようになっているかを見ていきます。
↓はMagSafe2(63w)との比較です。
幅は広いですが、高さは1cmほど短くなっています。
また、↓のようにポートが4つついているということで、MacBook以外にも複数の機器を充電できます。
最大100Wですので、MacBook Air、iPad Pro、iPhone、AirPods Proの4つを同時に、あるいはSurfaceとMacBook ProなどノートPC2台を同時に充電するという離れ業も実現可能です。
本機の重量は、仕様上は約208gですが、サンプル品の実測値は↓のように195.6gでした。
Appleのチャージャーは、モデルにもよりますが199gでしたので、重量はほぼ同じくらいのイメージです。
同じくらいの重量でポートが4つついており、他の機器も充電できるので、自室やオフィスでの使用はもちろんのこと、出張や旅行に持って行くのに便利です。
充電性能
まず、本製品のスペックは下記の通りです。
- サイズ:約85.1 x 約62.0 x 約28.9mm
- 重量:約208g
- ポート(USB Type-C):2(各最大100w)
- ポート(USB Type-A):2(各最大18w)
- 電圧/電流
- USB-C1: 100W Power Delivery 3.0, 5~15V/3A, 20V/5A
- USB-C2: 100W Power Delivery 3.0, 5~15V/3A, 20V/5A
- USB-A1: 5/10/12W, 5V/3A, 9V/2A, 12V/1.5A
- USB-A2: 5/10/12W, 5V/3A, 9V/2A, 12V/1.5A
- 最大出力:100w
- 入力:AC 100-240V 50/60Hz 2.4A
- 変換効率:95%
- カラバリ:ホワイト・ブラック
- 保護機能:過電流保護、過電圧保護、過熱保護、ショートカット保護
USB Type-Cは急速充電のPD(USB PowerDelivery)3.0対応、USB Type-Aは同じく急速充電規格のQC(Qualcomm Quick Charge)3.0対応です。
そのため、急速充電対応を謳うスマホやタブレットの充電にもぴったりです。
スマホがPD対応なのに、手持ちのチャージャーがQCのみの対応で急速充電できない、などのあるあるな事態も防げます。
昨今のフラッグシップスマホであれば、USB PD対応が多いので、↓のUSB Type-Cから充電するのが良いでしょう。
MacBook Proで充電すると、↓のようにきちんと100wの出力が出ていることが分かります。
また、必要電圧/電流が若干特殊で汎用チャージャーで充電できないことがあるNintendo Switchも、問題無く充電できました。
様々なシーンで便利に使える万能チャージャー
というわけで、100wで4ポート搭載として世界最小級、そしてQC3やPDなどの急速充電規格もきちんと押さえているこの「TUNEWEAR TUNEMAX 100W GaN」は、自室やオフィスでの据置利用、旅行や出張のお供など、あらゆるシーンで便利に使えます。
コンパクトでパワフルで多ポートというのは、チャージャーとして求められるものを兼ね備えています。
ノートパソコンは、これまで専用のAC充電器が必要なものが多かったので、本体が薄く小型になっても、充電器が大きくて重いという残念なモデルも数多くありました。
ですが、ここ数年はUSB PDの普及によって、Type-Cポートで給電ができるモデルが増えてきました。
ただ、その場合もノートパソコンは必要ワット数が多く、スマホ利用を想定したチャージャーでは充電ができないことも少なくありません。
その点、本機は100w出力ということで、PD対応ノートパソコンであればほぼすべて問題なく充電ができ、さらに複数ポートのため、同時にスマホやタブレット、スマートウォッチなども充電ができます。
本機をクラウドファンディングしているのは、老舗のコンピュータ周辺機器輸入商社「フォーカルポイント株式会社」が運営するクラウドファンディング・プロジェクト「FOCAL GADGET」です。
同社は、過去にも複数のガジェットをクラウドファンディングでプロジェクト化した実績があるので、リスクがあるクラウドファンディングにおいても安心なポイントです。
パッケージは、↓のようにカッコイイものになるようですよ。
クラウドファンディングのページは、こちらになります。
優秀なチャージャーが一台欲しいという方は、ぜひチェックしてみてください。
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