高コスパなガジェットを多数リリースしているiCleverから、小型GaN充電器「IC-WD11」が登場しましたのでレビューしていきます。
iCleverは、下記でまとめてレビューしたように、モバイルキーボードでも有名なメーカーです。
「IC-WD11」は、61W対応のGaN(窒化ガリウム)充電器。GaNは、パワフルなのに本体を小型化できる新時代のパワー半導体です。
近年、この半導体を使った充電器が人気です。
そこにiCleverも製品を投入した形で、同社の強みであるコスパも高い商品になっています。
価格は↓のように税込3,599円。さらに今なら20%OFFクーポン付きで、適用すると2,879円になります。
後ほど見るように、競合モデルに比べても割安です。
では、さっそく見ていきましょう。
開封と外観チェック
まず外箱ですが、iCleverおなじみの白地に水色です。
同梱物は、本体とマニュアルのみ。USBケーブルは付属していません。
マニュアルは日本語対応しています。
スペックは下記の通りです。
- 型番:IC-WD11
- 入力:AC 100V-240V 50/60Hz 1.5A
- 出力(最大): DC 5V/3A, 9V/3A, 12V/3A, 15V/3A, 20V/3A, 20.3V/3A, 最大61W
- サイズ: 52.4 x 52.4 x 31 mm
- 急速充電:USB PD3.0
- 重量: 115g±5g
急速充電規格は、USB PD3.0に対応しています。
本体は、↓のようにUSB Type-Cポートが一つと、LEDインディケータというシンプルなもの。
本体は、↓のように非常に小型です。手のひらサイズというよりも、指先サイズです。
本体には、入出力のほか、PSEマークやEUのRoHSマークもプリントされています。↓
プラグ部分は↓のように折りたたんで収納できるタイプです。
61W対応ということで、スマホやタブレットはもちろんのこと、MacBook AirやMacBook ProのようなUSB Type-Cで充電するノートPCにも対応しています。
(Type-C経由の充電に対応しているノートパソコンのみ。Type-Cポートがあっても、そこからの給電に対応していないPCもあるのでご注意ください)
61Wなので、給電だけでなく、充電しながらの利用もできます。出力が足りないチャージャーの場合、給電量よりも使用量の方が多くなり充電されない(バッテリー残量がゆっくり減っていく)場合もありますが、61W対応ですと、すべてではありませんがType-C給電可能なノートPCで充電利用ができることが多いです。
小型で高出力ということで、スマホやタブレット、ノートPCの充電用に一つカバンに入れておくのに便利ですね。
まさにGaN半導体のメリットを活かした製品です。
競合製品との比較
さて、同じく61W対応の小型GaNチャージャーである、RAVPOWERのヒットモデル「RAVPower 61W USB-C 急速充電器」と比較してみます。
価格ですが、RAVPOWERの方は↓のように税込3,999円で、iCleverの方が400円安くなっています。
これに対抗するようにRAVPOWERでは現在、400円OFFクーポンがついていますが、iCleverはさらに20%OFFクーポンをつけていますので、価格はRAVPOWERが実質税込3,599円、iCleverは税込2,879円です。
価格はiCleverに軍配があがります。
モノ自体を比較していきましょう。
まず、サイズは↓のようによく似ています。
USB Type-Cポートが一つに、インディケーターが付いているという点も同じですね。
プラグが折りたためる点についても同様です。↓
重量については、本機が実測で117.1gだったのに対し、
RAVPOWERの方は105.5gと若干軽いです。
入出力の対応電力は同じです。
このタイプの充電器は、30w前後のものと61w前後のものに大別されています。
30wの方がもちろん軽くてさらに小さくなっていますが、61wでもGaNであれば十分に小型といえます。
あとは、その充電器で充電したい機器に応じて決めていくと良いと思います。
大半のスマホでしたら30wでも十分ですし、ノートパソコンも充電したいということでしたら、この61w出力のものが良いでしょう。
というわけで、iCleverのGaN充電器をレビューしました。
↓のようにアマゾンで税込3,599円。さらに今なら20%OFFクーポン付きで、適用すると2,879円になりますので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
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