Jumper Technologyの14.1インチノートパソコン「Jumper EZbook S5」をご提供いただいたのでレビューしていきます。
こちら、オーソドックスな外観の14インチノートパソコンながら、価格が2万円台、FullHD液晶搭載、6GB RAM、1.24kgの軽量ボディなど、見所の多いモデルとなっています。
こちらのメーカー公式販売ページでは、6月8日~21日までの間、本製品のセールが実施されます。
通常260ドルのところ、購入画面でクーポンコード「JUMPERS5」を入力で先着200名限定で220ドル(約23,600円)となります。
また、さらに先着100名には、10ドル(約1,000円)相当のマウスが無料で同梱されます。
日本へは送料無料で発送してくれて、PayPalなどで簡単に決済できます。
日本のアマゾンでは、下記の通り約30,000円で販売されていますので、かなりお得になっていますので、気になった方はチェックしてみてください。
それでは、さっそく実物を見ていきましょう!
開封と外観チェック
開封すると、下記の通り本体、ACアダプタ、マニュアル類が入っています。
スペックは下記の通りです。
- CPU:Intel Celeron N3350 (Apollo Lake)
- GPU:Intel HD Graphics 500
- OS:Windows10 Home
- RAM:6GB LPDDR4
- ストレージ:64GB eMMC
- ディスプレイ:14.1インチ(1920×1080)
- カメラ:フロント300万画素
- スピーカー、マイク搭載
- インターフェース:M.2 SSD、USB 3.0 Type-A、USB 2.0 Type-A、mini HDMI、3.5mmイヤホンジャック、microSDカードスロット(最大128GB)
- ネットワーク:Wi-Fi、Bluetooth4.2
- サイズ:332x220x15.6mm
- 重量:1.24kg
FullHDと高解像度なディスプレイ、6GB RAM、M.2 SSDスロット搭載です。
CPUはApollo Lake世代のCeleron N3350とのことで、のちほどパフォーマンスを確認していきます。
マニュアルは下記の通り日本語対応です。
アダプタは12V/3A出力の専用プラグです。USB Type-C経由での充電には対応していません。
本体には、表面と裏面それぞれに、保護フィルムが貼られています。
見た目はグレーのシンプルなデザイン。天板には、Jumperのロゴが入っています。しっかりした作りで、安っぽさはあまり感じません。
ポート類を見ていきましょう。
右側面には、3.5mmイヤホンジャック、microSDカードスロット(最大128GB)、USB 2.0 Type-Aポートです。
左側面には、DC-IN、USB 3.0 Type-Aポート、mini HDMIが並びます。
背面には、ネジで留められたM.2 SSDスロットが付いています。一般的な+ネジなので、特殊なドライバーなどは必要なく簡単に蓋を外すことができます。↓
M.2は、2280/2260/2242と各サイズに調整できるようになっています。↓
重量は実測で1.269kgでした。
14インチとモバイルノートの中では比較的大型にもかかわらず、1.2kg台と軽く、本体も薄めなので、持ち運びには便利です。それほどズシリとした重さを感じずに、持ち運ぶことができます。
MacBook Pro 13インチとサイズを比較したものがこちら。14インチなので、若干幅が広くなっていますが、おおむね似たようなサイズ感です。
実際の使用感
続いて、実際の使用感を見ていきましょう。
起動すると、Jumperロゴに続き、おなじみのWindows 10の初期セットアップが開始されます。
中華PCにたまにある、検品のユーザーIDではじめからデスクトップが表示されたり、言語パック未導入でフォントがおかしいといったこともありませんでした。
はじめに日本語を選択すれば、あとは素直に日本語Windowsを使い始められます。
プロパティを開くと、↓のようにCeleron N3350、6GB RAM、Windows10 Homeであることが確認できます。
本機の優れたポイントが、キーボードです。
14インチでテンキーもないため、キーボードもタッチパッドもいずれも広々としています。
キーピッチは、実測で19mm確保されています。
自然なUS配列で19mmピッチのため、打ちづらさは感じません。
むしろ、成人男性の手でもゆとりをもって入力することができます。
ストロークも旧MacBookくらいの深さがあり、打鍵感も良好です。
動作ですが、さすがにどのような用途にも快適なスピードとはいきません。
Atomプロセッサほどの遅さはありませんが、昨今人気のCeleron N4100ほどの快適さもありません。その中間くらいですね。
ブラウジングでは、↓のように14インチFullHDの大画面を活かし、ストレスなくむしろ快適に使うことができます。
動画視聴についても、↓は1080p設定にしていますが、引っかかりもなくスムーズに再生してくれます。
ただし、ソフトウェアの立ち上げや、タスクの切り替えなど、少しCPUパワーを消費するような局面では、ワンテンポ遅れます。
ファンレスで静音、発熱も気になりませんが、スピードに関しては過大な期待はできません。
CINEBENCH R20のCPUスコアは162となっており、200前後出るN4100よりも低くなっています。
メインストレージはeMMCなので、CrystalDiskMarkのスコアも下記の通り。M.2 SSDをメインで利用すれば、もう少しサクサク動いてくれるでしょう。
オーソドックスながら見所あるノートPC
というわけで、「Jumper EZbook S5」を見てきましたが、本機はタッチパネルも指紋認証も顔認証もなく、2in1でもない、いわゆる非常にオーソドックスなクラムシェルタイプのノートパソコンになります。
ただ、お伝えしたとおり2万円台で購入でき、FullHDの高解像度、14インチで1.2kgと軽量な、安っぽさを感じさせないボディ、打ちやすく広いキーボードなど、いくつも見所のある一台になっています。
この手のノートパソコンは、まさにサブ機利用として最適です。
外出時や自宅内で持ち運んでのブラウジング、動画視聴、メール、テキスト入力などのベーシックな用途をこなすための一台です。
特に画面が見やすく入力周りが快適ということで、UMPCなどにあるようなストレスとは無縁です。
処理速度はある程度の我慢が必要ですが、それも実利用で多くを期待しなければ気にならない程度にはなります。
サブ機として格安ノートPCが欲しい方は、ぜひチェックしてみてください!
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通常260ドルのところ、購入画面でクーポンコード「JUMPERS5」を入力で先着200名限定で220ドル(約23,600円)となります。
また、さらに先着100名には、10ドル(約1,000円)相当のマウスが無料で同梱されます。
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