格安タブレットを多数リリースしているVankyo社から、1万円台タブレットの新商品が登場しました。
それが、今回レビューする「Vankyo MatrixPad S10」です。
アマゾンで税込13,999円と格安です。
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これで、Vankyoの格安タブレットは、MatrixPad S10, MatrixPad S20, MatrixPad S30の3商品がラインナップされました。
今回は、新たに登場したS10のレビューを軸に、MatrixPad S20、MatrixPad S30との比較もしながら見ていきたいと思います。
3機種の相対的な立ち位置と最適なユーザーをそれぞれ一言でいえば、
- Vankyo MatrixPad S10:低スペックで一番安い(価格重視の方向け)
- Vankyo MatrixPad S20:中スペックで持ちやすい(電子書籍メインの方向け)
- Vankyo MatrixPad S30:高スペックで高解像度(動画視聴メインの方向け)
となります。
MatrixPad S20とS30のレビューは、それぞれ↓にあります。
なお現在、3機種ともお買い得なクーポンが発行されています。
MatrixPad S20は税込19,999円で、今なら↓で3,000円OFFクーポンがついています。
また、MatrixPad S30も税込19,999円で、こちらは現在↓で5,000円OFFクーポンがついています。
では、3兄弟の中で一番安いVankyo MatrixPad S10、さっそく見ていきましょう!
まずは開封とスペック
外箱はおなじみVankyoのオレンジと白のカラーリングです。S20, S30よりも一回り小さい箱になっています。
同梱物は、本体のほかに、マニュアル、充電器、充電用USBケーブルです。
S20, S30はmicroSDカードスロットを開けるピンが入っていたのですが、S10はスロット式でなくそのまま差し込むタイプなので、ピンはありません。
充電アダプタはUSB Type-Aポートがついているもので、↓のように3モデル共通で大変コンパクトです。
タブレット側は、いずれもUSB Type-Cで充電します。
マニュアルは日本語対応しています。↓
タブレット表面には、↓の説明用フィルムが貼られています。
これをはがすと、液晶保護フィルムが最初から貼られています。
背面は、メタリック調のS20, S30とは異なり、マット素材です。高級感は一番あるかもしれません。
タブレットの縁が、↓のように尖っているのが特徴的です。持ちやすいです。
ポート類ですが、横向き上部に↓のようにUSB Type-C、microSDカードスロット、電源ボタン、音量ボタンがついています。
側面には、3.5mmイヤホンジャックがついています。↓
底面には、2つのスピーカー穴が開いています。
重量は、実測で約481gです。iPad Airに近い、軽量タブレットになります。
さて、重量を測ったところで、スペックを見てみましょう。
今回のVankyo MatrixPad S10を、S20、S30と比較したものが下表です。
クリーム色の項目が、他と比べてスペックが低いもの、青い項目が高い(望ましい)ものです。
こうしてみると、CPU、RAM、フロントカメラ解像度、Wi-Fi対応周波数など多くの項目がスペックダウンしていることがわかります。
一方、唯一軽さだけが一番勝っています。
つまり、本機のコンセプトは「軽量な格安タブレット」ということでしょう。
iPad(第7世代)との比較
ここからは、いくつか比較をしていきたいと思います。
まずはiPadの中で一番安いモデルである無印iPadの最新第7世代との比較です。
価格は税込38,270円です。
大きさはかなり似通っています。↓
縦横それぞれ数mmほど本機の方が小さいですが、手に取るとちょうど同じくらいの大きさだと感じます。
画面ですが、本機がWXGA(1280×800)でアスペクト比16:10なので、iPadの方が正方形に近いです。解像度はiPadのほうがかなり高い(2160 x 1620)ですね。
本機の方が数mm厚くなっています。↓
Vankyo MatrixPad S20, S30との比較
続いては、兄弟機であるVankyo S20とVankyo S30と比較してみましょう。
↓に見えるのが、左上がS30、右側がS20、左下が今回のS10です。
サイズはS30とほぼ同等です。
1920×1200でアスペクト比16:10のS30と画面を比較してみると、サイズやアスペクト比は同じで、解像度がS30の方が高くなっています。発色や色味は変わりません。
コンパクトサイズのS20とは、画面は解像度・アスペクト比ともに全く同じです。
S20の方が長辺ベゼルが狭い分、本体がコンパクトになっています。
実際の使い勝手
初期状態でアプリが必要最小限しか入っていないのは、3モデル共通です。
さすがにブラウジングはほぼ問題なくできます。重いサイトを開いたときなど、ワンクッション待たされることはありますが、使えないというレベルではありません。
ただ、1280×800で10インチなので、同サイズでFullHD以上に見慣れている方などは、ドットの荒さは感じます。
動画についても、WXGAなので最大720pになりますが、再生を始めると特に問題なく綺麗に見られます。
電子書籍については、特にストレスなく見ることができます。
ゲームについては、他の2モデルよりも起動に時間がかかりますが、最近のゲームはグラフィック品質の自動調整機能が入っていますので、動き出せばスムーズなタイトルが多いと思います。(ただし画質は荒いです)
まとめ
というわけでまとめますと、本機はMatrixPadシリーズの中でも低スペックですが、電子書籍やブラウジング、動画視聴などは、「ヌルサク」ではないものの見られるレベルにはなっています。
そして、価格は1万円台の他モデルよりもさらに6,000円安いです。
タブレットに多くは求めず、たまに動画や電子書籍をなるべくコストをおさえて楽しむといった用途には本モデルが合っているでしょう。
冒頭の繰り返しになりますが、3機種の相対的な立ち位置と最適なユーザーをそれぞれ一言でいえば、
- Vankyo MatrixPad S10:低スペックで一番安い(価格重視の方向け)
- Vankyo MatrixPad S20:中スペックで持ちやすい(電子書籍メインの方向け)
- Vankyo MatrixPad S30:高スペックで高解像度(動画視聴メインの方向け)
となります。
各自のニーズに合わせて検討してみることをオススメします。
3モデルを使ってみて、個人的には、最もコンパクトでそこそこ軽いS20が、私の格安タブレットの使い方では一番使い勝手が良かったです。
それぞれ、現在割引クーポンが発行されています。
Vankyo MatrixPad S10は、税込13,999円で、今なら5,000円OFFクーポンがついて、税込8,999円になります。↓
MatrixPad S20は税込19,999円で、今なら↓で3,000円OFFクーポンがついています。
MatrixPad S30も税込19,999円で、こちらは現在↓で5,000円OFFクーポンがついています。
一昔前の中華タブレットと異なり、いずれも「遅すぎて使い物にならない」ことは全くありません。
これは進化ですね。
格安タブレットが欲しい方は、ぜひチェックしてみてください!
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