コロナウイルスの流行で、自宅、お店、電車、あらゆることころで換気が行われています。
部屋に一つある窓を開けただけで本当に空気は綺麗になっているの?と疑問を持っている方も多いと思います。
そんな人に朗報!
室内の空気の品質を監視してくれるモニター「uHoo」があれば、自室の空気がどれほど汚れているか一目瞭然で知ることができます。
税別36,182円で販売されており、根強い人気のロングセラーとなっているそうです。
設置して一番驚いたこと
一番驚いたのは、窓を開けただけで室内の二酸化炭素の数値が軽減することです。
窓を開けて換気をすることの意義を、自分の目で確かめることができます。
やはり呼吸によって、二酸化炭素がはき出されているんですね。
平日家を出ると、二酸化炭素の量は右肩下がりで少しずつ減っていきます。
これは部屋にある通気口などから、徐々に空気が入れ替わっているということだと思います。
uHooとはどんなモニターなのか
モニターには、9つの空気品質センターが搭載されています。
気温、湿度、気圧、二酸化炭素、TVOC(総揮発性有機化合物量)、PM2.5、一酸化炭素、二酸化窒素、オゾンを測定することができます。
どれも呼吸や粘膜に影響を及ぼす要素のようです。
データはクラウドで記録されて、リアルタイム更新されます。
スマートフォン用アプリがあり、わかりやすく情報を表示してくれます。
白い筒状のシンプルなデザインで、部屋に置いていても悪目立ちしません。
VGP2020 スマートホーム部門を受賞しているとのことで、デザインもオシャレで実用的です。
設定方法は
まずはスマホにアプリをインストール。
My Account を作成します。
Wi-Fiは、802.11 b/g/n @ 2.4 GHz対応。スマホのWi-Fiを5GHzに接続している場合は切り替えが必要です。
私ははじめに、この部分の切り替えを忘れていたため、やり直しをしました。
その後は、比較的スムーズに行えました。
アプリは、日本語対応していますが、一部英語表記となるところがあります。
例えば、uHooを設定してからしばらくは二酸化炭素などいくつかの数値が「calibrating(測定中)」と表示されていました。
正確な数値が表示されるには48時間程度かかる場合があるようです。
しばらく使ってみて分かった我が家の空気の状態
一番わかりやすかったのは、二酸化炭素です。
はじめに紹介したように窓を開けると、二酸化炭素の量は激減します。
逆に窓を閉め切って就寝し、朝になると二酸化炭素量は夜の間に右肩上がりで増えていきます。
また、揮発性有機化合物(TVOC)も二酸化炭素ほどはわかりやすくありませんが、家を出た後に数値が下がっていきます。
一酸化炭素は0.0でほとんど変化せず、オゾンはたまに上がったりするものの変化は激しくありません。
気圧の数値も測定することができるので、気圧の変化で頭痛になったりする人にとっては便利ではないでしょうか。
雨が降る前に気圧が低下することで、交感神経活動が活発になり、痛みを感じる神経を刺激するといわれています。
これを使用するようになってから、意識的に換気をするようになりました。数値で、換気の効果が見えるので、納得できます。
uHooの基本スペック
基本的なスペックは以下の通りです。
- 本体サイズ:約85(W)×85(D)×162(H)mm
- 本体重量:約278g
- Wi-Fi:802.11 b/g/n @ 2.4 GHz
- 本体素材:ABS樹脂
- プロセッサ:高性能ARMベース
- 電源:Micro USB電源アダプター、5V DC外部電源アダプター
- セキュリティ:SSLを介した128-bit AES 暗号化
- プラットフォーム:クラウドベース(iOSまたはAndroid用アプリケーションを使用)
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