下記でご紹介したLinux搭載スマートフォンである「PinePhone」
エントリースペックながら、150ドル(約16,000円)で、FrefoxやGIMP、Libreなどのメジャーなソフトウェアも意外に動くようです。
OSには、モバイルフレンドリーなLinuxディストリビューションであるPostmarketOSがプリインされていますが、他のディストリビューションに入れ替えることも難しくないようです。
さて、この「PinePhone」に、新たなバージョンが登場しました。
それが今回ご紹介する「PinePhone Community Edition: PostmarketOS With Convergence Package」です。(商品ページはこちら)
特徴としては、スペックが向上していることと、本機をデスクトップPCとして利用するのに便利なドックがセットになっていることです。
価格は199.99ドル(約21,000円)と少し上がりますが、PinePhoneをLinuxのミニパソコンとしても利用したい方には最適なパッケージになっています。
ドックは↓のようにUSB Type-C接続をするタイプで、USB Type-A、DVP、有線LANポートなどが接続できます。
これにより、↓のようにPinePhoneにキーボードやディスプレイを簡単に接続でき、ミニPCとして利用できます。
スペックは下記の通りです。
- チップセット:Allwinner A64
- OS:Postmarket OS
- CPU:ARM Cortex A-53
- GPU:MALI-400MP2
- RAM:3GB LPDDR3 SDRAM
- ストレージ:32GB eMMC
- ディスプレイ:5.95インチ(1440×720)
- 外部ストレージ:microSDカード(最大2TB)
- カメラ:リア5MP/フロント2MP
- イヤホンジャック:あり
- バンド帯:
- LTE-FDD: B1/ B2/ B3/ B4/ B5/ B7/ B8/ B12/ B13/ B18/ B19/ B20/ B25/ B26/ B28
- LTE-TDD: B38/ B39/ B40/ B41
- WCDMA: B1/ B2/ B4/ B5/ B6/ B8/ B19
- GSM: 850/900/1800/1900MHz
- 無線LAN:Wi-Fi 802.11 b/g/n
- Bluetooth: 4.0
- カラー:ブラック
- SIM:micro SIM
- バッテリー:着脱式(2,750~3,000mAh)
- サイズ:160.5mm x 76.6mm x 9.2mm
- 重量:185g
- 急速充電:USB PD(15W-5V/3A)
- 同梱物:本体、USB Type-A to Cケーブル、USB Type-Cドッキングバー(USB Type-A x2、DVP、有線LANポート)
チップセットは同じですが、RAMが3GBに、ストレージが32GBにアップしています。
着脱式バッテリーなどはオリジナルのPinePhoneと同様です。
こちらのページから、オリジナル版のPinePhoneと、本セット版を選択して購入できます。
50ドル追加でこれだけスペックが上がるのでしたら、本セットの方が「買い」ですね。
スマホでもLinuxを使いたい方や、珍しいスマホに興味がある方は、ぜひチェックしてみてください。
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