高コスパオーディオ製品を多数リリースしているTribitブランドの新製品「Tribit FlyBuds3」をレビューしますが、今回は結構驚きました。
驚いた理由は、音の完成度です。
まず、前世代である「Tribit FlyBuds1」↓は、この5,000円以下の格安価格帯にしては結構良い音でしたが、大手メーカーがやらないレベルで低音に全振りしており、若干飛び道具的な印象もありました。
ただ、今回の3では、もはやそのような戦い方ではなく、真正面からバランス良い音作りで勝負してきています。
相当チューニングに力を入れた印象です。そして、その完成度はかなりの水準に達しています。
代を追うごとに、音作りが確実にレベルアップしています。
また、音だけでなく、バッテリー駆動時間の長さや防水性能、モバイルバッテリーとしても使えるという機能もあわせて、5,000円以下でこのクオリティでしたら「買い」です。
価格は、アマゾンで税込4,900円で、現在は↓の購入リンク先で15%OFFクーポンが適用できて、税込4,165円で購入できます。
同梱物は、↓のように本体のほか、充電用USB Type-A to Cケーブル、マニュアル、ウィングチップ2セットです。
また、イヤーチップについては、ハイブリットタイプがS/M/Lの3セット、単一素材タイプが2セットと豊富です。
マニュアルは日本語対応しています。↓
充電ケーブルは「きしめん」タイプなので、絡まりにくくなっています。
充電ケースとイヤホンそれぞれに、LEDインディケータがついています。
スペックは下記の通りです。
- 再生時間(イヤホン単体):5時間
- 再生時間(ケース合計):100時間
- ドライバ:6mmダイナミック
- Bluetooth:5.0
- 通信距離:約10m
- サイズ:86x53x31mm
- 防水:IPX7
- 保証:18ヶ月
イヤホン単体で5時間、ケースはフル充電状態から20回充電できるので、合計100時間の使用が可能です。
また、IPX7相当の防水性能を持っています。
このあたり、基本性能は高めです。
バッテリー容量が2,600mAhと大容量なため、本体サイズ・重量は小さくはありません。
重量は実測で約158gでした。
背面には、ボタンとポート用の蓋がついています。↓
蓋を開けると、USB Type-AとUSB Type-Cのポートがあります。2つあるのがユニークですね。
↓のようにスマホと接続して、ポート横のボタンを押せば、2,600mAhのモバイルバッテリーとして使うことができます。
背面には技適マークもついています。↓
イヤホンは、ウィングチップがついていることを除けば、カナル型の一般的な形状です。
外側がタッチセンサになっている点も一般的。
ただ、タッチセンサの操作は少し変わっていて、再生・停止は2タップ、曲送りが3タップです。1タップでは反応しません。これは、誤タッチ防止のためかもしれません。
肝心の音質ですが、冒頭に書いたように、普通に良い音が出ます。
低音から高音までバランス良く、こもりやくぐもり、シャカシャカや潰れもなく、この価格帯の商品にしてはクリアです。
特にバランスの完成度が高いです。
ベースアップテクノロジで低音を上げているということですが、低音の迫力というよりは、全体のバランスに一番感心しました。
低音の、底に響くような聴こえ方はさすがに高価格帯商品には負けますが、それでも十分聴き応えがあります。
ノイキャン機能こそありませんが、密閉型イヤーピースで外音遮断性能も高いので、音楽に浸れると思います。
また、IPX7防水、ウィングチップ、100時間再生、逆充電機能など、アウトドアに便利な特徴をいくつも備えています。
というわけで、こちらの「Tribit FlyBuds3」、じっくり音楽を楽しみたい人からアウトドア用途まで、格安イヤホンとしては、幅広いユーザーにお勧めできる一台に仕上がっています。
アマゾンで税込4,900円、さらに現在は↓の購入リンク先で15%OFFクーポンが適用できて、税込4,165円で購入できますので、気になった方はぜひチェックしてみてください!
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