下記でご紹介した「DragonBox Pyra」は、Debian Linuxがプリインストールされた5インチのゲーミングUMPC(超小型ノートパソコン)です。
GPD社のGPD WIN2によく似た筐体ですが、こちらは2014年から6年にわたって開発が続けられてきています。
このほど、ようやく出荷の準備が整ってきたようなので、ご紹介です。
まずスペックは下記の通りです。
- CPU:TI OMAP5432 ARM Cortex-A15
- GPU:PowerVR SGX544MP2
- RAM:最大4GB
- ストレージ:32GB eMMC
- ディスプレイ:5.0インチ(1280×720)タッチ対応
- 通信:Wi-Fi 802.11n, Bluetooth 4.1, 3G/4Gモデム(オプション)
- ポート類:HDMI、USB Type-A x2、micro USB 3.0 x1、3.5mmイヤホンジャック、SDカードスロットx2、microSDカードスロットx1
- バッテリー容量:6,000mAh(着脱式)
- サイズ:139mm x 87mm x 32mm
2014年からそれほど強化されておらず、当時なスペックです。
PS1のエミュレータなどは、60fpsで動くようです。
ハードウェア、ソフトウェアいずれもオープンソース前提なので、プロセッサについては今後アップグレードしたものが作られていくという想定なのかもしれません。
筐体は分厚く、親指で押すタイプのQWERTYキーボードとジョイパッドがついています。
接着などはされておらず、ドライバーで簡単に分解できるようです。
コンポーネントは、メインボード、CPUボード(プロセッサ、RAM、ストレージ)、ディスプレイボードの大きく3つで構成されています。
6,000mAhのバッテリーは、↓のように着脱式になっています。
拡張ストレージが豊富で、SDカードが2枚、microSDカードが1枚入るようになっています。
また、背面には↓のように各種ポート類が並んでいますよ。
内部構造は、↓の動画を見れば把握することが出来ます。
価格は、一番下の構成で330ユーロ(約4万円)~となっています。
こちらから予約が出来ます。
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