1万円台のスマホといえば、日本ではUMIDIGIとかOUKITELとかBlackviewとかがアマゾンで売られていて知っている方も多いと思いますが、Cubotというメーカーも近頃は日本向けに頑張ってシェアを取ろうとしているようです。
↓あたりはすでに日本のアマゾンでも販売されてたりします。
1万円台とかの爆安価格でスマホを買おうと思えば、イオシスやアキバのお店で新古品や中古品を買うか、あるいは通信とセットで割り引きされたものをかうかのどちらかが一般的ですよね。
純粋に新品のSIMフリースマホ単体を1万円台で買おうとすれば、やはり上記のようなメーカーになってくるわけです。
なんで安いかと言えば、チップセットです。チップセットを、Snapdragonでなく、多くはMediaTekのHelioあたりを採用しています。スマホ価格の多くの割合はチップセットの価格であることが多いので、そこのところに安いものを採用すれば、爆安スマホになるというわけです。
実際に、動作スピードは価格なりではあるのですが、チップセットは日々進化していっているので、まあそこまでヘビーな使い方でなければ意外に普通に使えるな、というレベルにはなってきています。
というわけで、かつてのAtom CPUのように、買ったそばから激怒する人が続出するような状況ではなくなっていて、「何やるにもヌルサクってわけじゃないけど、まあ1万円台だし、そこそこ快適で悪くないよね」みたいなマイルドな雰囲気に落ち着いてきています。
さて、そんな爆安スマホメーカーの一つであるCubotが、新たに「Cubot Note 20 Pro」、「Cubot C30」という2機種を発売し、ただでさえ爆安なのにさらに値引きセールを開催しています。
Cubot Note 20 Pro:13,020円(2020/8/28まで)
まずは「Cubot Note 20 Pro」の方から。
通常15,000円くらいするところ、8/28まではAliExpressのこちらのセール会場で13,020円で売ってます。日本へは送料無料とのこと。(配送保証とかを入れると少し上乗せになります)
“Note”といえばGalaxy Noteが有名ですが、CubotのNoteも大画面です。6.5インチで、さらにカメラは4眼という派手な構成。
スペックはこんな感じです。
- OS:Android 10
- CPU:Helio P60(MT6771)
- ディスプレイ:6.5インチ(1600×720)
- RAM:6GB
- ストレージ:128GB
- カメラ:リア4眼(12MP+20MP+2MP+0.3MP)、フロント8MP
- バッテリー容量:4,200mAh
- SIM:nano SIM x2(デュアルSIM)
- バンド帯:
- 2G: GSM 850/900/1800/1900MHz
- 3G: WCDMA 900/2100MHz
- 4G: FDD-LTE B1/3/7/8/19/20
出ましたHelio。Helio P60は、過去にOPPO R15(Neoじゃない方。2017年度モデル)にも採用されていて、ベンチマークスコアはスナドラ660をちょっと下回るぐらいのようです。
スナドラ660でしたら、普通に使う分にはそこまで絶望的な遅さじゃないです。さらに、RAMは6GB、ストレージ128GB、4,200mAhバッテリーとなると、悪くないですね。デュアルSIM対応ですし。
ディスプレイ解像度は1600×720なので低いです。ただ、ppiを計算すると270。10インチFullHDよりもきめ細やかなので、つぶつぶが目立って汚い画面というわけでもなさそう。
Cubot C30:18,445円~(2020/8/28まで)
つづいてはこちら、「Cubot C30」という機種です。こちらもカメラは4眼です。
背景なんなんでしょうこれ。牢屋の中に見えます。まあいいや。
C30の方は、8GB/128GB、8GB/256GBの2種類あって、こちらもNoteと同じく、8/28までAliExpressのこちらのセール会場で、それぞれ18,445円、21,701円でセールされています。同じく送料無料です。
Noteよりもちょっと値段が高いのは、ちょっとだけスペックが高いからです。
- OS:Android 10
- CPU:Helio P60(MT6771)
- ディスプレイ:6.4インチ(2310×1080)
- RAM:8GB
- ストレージ:128GBもしくは256GB
- カメラ:リア4眼(48MP+16MP+5MP+0.3MP)、フロント32MP
- バッテリー容量:4,200mAh
- SIM:nano SIM x2(デュアルSIM)
- バンド帯:
- 2G: GSM 850/900/1800/1900MHz
- 3G: WCDMA 1/2/4/5/8
- 4G: FDD-LTE 1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/25/26/28A+B/66
- TDD-LTE 38/40/41
基本はそこまで変わりません。
チップセットはこちらもHelio P60です。
ただ、ディスプレイ解像度が2310×1080だったり、RAMが8GBだったり、カメラの画素数が高かったりします。
どちらの機種も、LINEをしたりウェブを見たり、音楽を聴いたりマップを見たり動画を観たりソシャゲをやったりといった用途では、そこまでストレスが溜まるようなことにはなっていなさそうです。
スマホもタブレットもどんどん安くなりますねえ(遠い目)。