格安スマホで有名なシャオミから発売されている27インチゲーミングモニター「Mi 165Hz Desktop Monitor 27″」をレビューしていきます。
こちら、リフレッシュレート165Hzというのが最大のウリでして、実際に使ってみると画面のヌルヌル感は非常に高いです。
尖ったスペックで価格も抑えるというシャオミらしい製品になっています。
また、↓のように縦向きにできるので、私はコーディングのために使っていたりします。ゲームだけでなく、高リフレッシュレートでのヌルヌルコーディングは気持ちいいですよ!
大手ガジェット系通販サイトBanggoodのこちらのページで約51,000円で販売されています。
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それじゃ、さっそく見ていきましょうー!
外観とスペック
まず同梱物なんですが、モニター本体のほかに、電源コード、Display Portケーブル、USBケーブル、ウォールマウントのためのネジ、ユーザーマニュアル類です。
スペックは下記の通り。
- モデル名:XMMNT27HQ
- ディスプレイサイズ:27インチ
- 解像度:2560×1440(WQHD)
- アスペクト比:16:9
- リフレッシュレート:165Hz
- 応答速度:4ms(GTG)
- HDR:VESA DisplayHDR 400
- 輝度:400cd/㎡
- コントラスト:1000:1
- ダイナミックコントラスト:1000000:1
- ガンマ値:16.7M
- サイズ:609.44 x 200.00 x 461.25 mm
- 重量:6.53kg
27インチで2560×1440なので、4kほどじゃありませんが高解像度です。アスペクト比はおなじみ16:9。HDRにも対応してます。
リフレッシュレートは165Hzと驚きなのですが、144Hzと全然違うかと言われるとそこまで動体視力に自信ありません。ただ、スペックの数値を追求するシャオミの姿勢は嫌いじゃありません。
応答速度が4msなのでゲーミングと言うには微妙なところですが、ガチFPSシューターとかでない限りは、1ms以下以外は存在価値がないとまでは多くのゲーマーは言わないんじゃないでしょうか。
色域については、sRGBが100%、DCI-P3が95%のカバー率です。
付属のDisplayPort(1.4)ケーブルを使うと、最大値となるリフレッシュレート165Hzまで出せます。
このほか、USB入力にも対応していますよ。
映像入力は、HDMIが2つ、DisplayPort、USBです。これ以外に、イヤホンジャックと出力用USBポートが2つついています。出力用USBの方は、スマホの充電とかに使いましょう。ディスプレイにスピーカーは非搭載ですが、ゲーマーにとっては関係ないでしょう。
↑のポート部は、フタを閉じて隠せます。
マニュアルは英語と中国語です。
キャリブレーションレポートがついています。ちゃんとカラーキャリブレートしているんですよ!という工場からの報告書です。
背面は↓こんな感じ。電源コードを挿していますが、前述の通りこの部分はフタを閉じられます。また、アーム部に穴が空いていますが、もちろんここにコードを通すことで、ワッチャーとスパゲッティー化しないようにできます。
モニター可動域が結構広いのが便利です。
Osmo Pocketなどのジンバルカメラのように、3軸方向に動きます。
そのため、↓のようにモニタを傾けつつ下側を手前にしつつあさっての方向を向かせる、というようなこともできます。
もう一つの可動軸として、上下にも高さを変えられます。
操作は、パネル右下の↓の4つのボタンで行います。
デフォルトでは中国語になっているのですが、↓のようにメニューを選んでいけばめでたくEnglishにできます。
ヌルサクやないかっ!!
画面の発色や明るさはもちろんグッドです。
プロパティを見ると、ちゃんと165Hz対応していることが分かりますね。
リフレッシュレートとフレームレートをブラウザで計測できることで有名なこちらのページを走らせると↓のように確かに165Hz出ています。
165Hzは、非常にヌルヌルです。
ゲームのほか、特に違いを感じるのが、ブラウザのスクロールとかスタートメニューのスクロールです。
60Hzと比べて、デイリーガジェットやTwitterをスクロールしたときのヌルヌル感が目に見えて違います。
また、可動域が広いことで、↓のように縦向きにも使えます。マルチディスプレイ環境を構築する時はこれが便利。
縦向きディスプレイにして165Hzでぐわああああああっとスクロールすると、よりヌルヌル感をエンジョイできます。
チラつきや残像が少なくなるため、目が疲れにくくなります。
個人的には↓のようにコーディングに使っています。
マルチモニタ環境でコーディング用に縦長ディスプレイがあると便利ですよ!長い文章を打つ人にとっても重宝すると思います。
注意点もある
本体は6kg以上あり重くてゴツいのですしエッジ部は角張っているので、壁にぶつけようものなら簡単に穴があいてしまうかもしれません。
可動域が広いだけに、面白がって色々と動かしていると壁にぶつけてしまうので注意です。
あと、HDMI 2.0ケーブルだとWQHDはリフレッシュレート上限144Hzになってしまうので、HDMI 2.1ケーブルか付属のDisplayPortケーブルを使いましょう。
ウォールマウントは別売りになりますので、壁にネジ固定で使いたい方はマウントとアームを用意しましょう。
本機は、尖ったスペックで価格も抑えるというシャオミらしい製品になっています。
高リフレッシュレートでゲームやクリエイティブ作業、ドキュメント作成を快適にしたい方や、サブディスプレイとしてヌルヌルの縦向き画面が欲しい方にもオススメですよ。
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