スウェーデンのストックホルムを拠点としたオーディオメーカーであるUrbanista AB(アーバニスタ)の完全ワイヤレスイヤホン「Urbanista London」をレビューしていきます。
↓のようにAirPods Proに似た、いわゆるうどん系デザインですが、よくあるパチモノと違ってかなり洗練されています。デザインだけでなく、後述するように機能や音質のレベルが高いです。
ノイズキャンセリングやアンビエントサウンド、防水、ワイヤレス充電にも対応していて小型軽量、音もイイということで、常用イヤホンとして主力を張れます。普段のTWSはソニーのWF-1000XM3とAirPods Proでしたが、個人的にコイツはかなり気に入りましたので3兄弟で持ち歩いています。
購入はこちらのメーカー公式日本語サイト、もしくは↓のアマゾンから可能です。価格は税込17,380円。WF-1000XM3やAirPods Proより5,000円~1万円ほど安くなっています。
カラーは、ミッドナイトブラック(黒)、ローズゴールド(ピンク)、ホワイトパール(白)、ダークサファイア(青)、そして今月EC限定色として販売開始された↓のバーガンディーレッド(赤)です。
今回は、愛用しているダークサファイア(青)を使ってレビューします。
Urbanista ABは、ヘッドホンやスピーカーなど、多種多様なオーディオ製品を販売しています。
今回レビューするのは「Urbanista London」ですが、これ以外にも、同社製品いずれも名称にはLondonやAthens、StockholmやDetroitなど、欧州や米国の都市名が付けられています。
ぜひ東京も入れて欲しいものですが、それはさておきさっそく見ていきましょう!
外観、機能、スペック
まず同梱物ですが、イヤホンと充電ケースのほか、交換用イヤーピース(S/M/L)、充電用USB Type-C to Aケーブル、マニュアルです。
マニュアルもどこか北欧っぽい見た目で、日本語もちゃんと対応しています。
充電ケースは、↓のようにurbanistaロゴが刻印されたシンプルで小さい見た目。後ほど比較しますが、AirPods Proと同じくらいの大きさです。
背面には、充電用のUSB Type-Cポートがついています。Type-C充電できるのは嬉しいポイント。それだけじゃありません。ケースはQi対応なので、ワイヤレスでも充電出来ます。
イヤホン込みの重量は実測で約54g。軽いです。ポケットに入れても気にならない小ささ・軽さです。
充電ケースには、バッテリー残量をあらわすLEDインディケータと、リセットボタンがついています。↓
イヤホン部は↓のとおり。左右両方ともにロゴがプリントされていて、その部分がタッチセンサになっています。
さて、性能周りを一通り見ていきます。
まず本機は、アクティブノイズキャンセリングとアンビエントサウンドモードを搭載しています。
アクティブノイズキャンセリングはおなじみ、外の音と逆位相の波を発生させることで騒音を消して静音状態にしてくれる機能です。音楽に没頭したい時や、学習をする時に便利な機能ですよね。
アンビエントサウンドは、逆に外の音をマイクで取り込むことで、会話など外音が重要な局面でONにすることで、イヤホンを外す必要がなくなります。
それぞれ、イヤホンを2秒押しで、左ならアンビエント、右ならノイキャンのON/OFFを切り替えられます。
また、IP4相当の防水に対応しています。
充電に関しては、1回のフル充電で5時間。ケースで計4回充電できるため、合計25時間の音楽再生ができます。また、前述したように充電ケースはQiワイヤレス充電にも対応。
17,000円ながら、完全ワイヤレスに求められる性能は高いレベルで一通り備えています。
AirPods Proとのサイズ・外観比較
音質の話に行く前に、よく似たAirPods Proと、サイズ・外観を比較しておきます。
まずケースですが、↓のように本機が数mm大きいですが、ほぼ同サイズです。
厚みについても同様です。↓
イヤホンは↓の通り。うどん長も近いです。
サイズはとてもよく似ています。デザインについては、urbanistaの方はAirPods Proよりも、表面が少しマット調になっています。
ノイキャン性能・音質
これについては、普段から持ち歩いているWF-1000XM3と、AirPods Proとの比較でいきたいと思います。
まずノイキャン性能ですが、3モデルの中ではAirPods Proが強いでしょう。特に「サーーーー」というホワイトノイズの消去レベルはAirPods Proにはかないません。一方、大きい音の打ち消しはWF-1000XM3に分があります。
urbanistaはノイキャン性能という観点では両モデルには一歩及ばずといったところ。冷蔵庫の運転音のようなずっと続く低騒音の打ち消しについて、ある一定範囲の周波数が弱いようです。
つづいて音質ですが、これは3モデルの中ではWF-1000XM3が低音から高音まで最も迫力があって良い音が出ていますが、urbanistaはこれに迫るクオリティです。AirPods Proは低音の迫力に劣ります。urbanistaは、低音についてはAirPods Proよりもだいぶ迫力がありますし、高音も綺麗に通ります。
というわけで、ノイキャン、アンビエント、防水、長時間駆動、ワイヤレス充電、タッチ操作、そして高音質と、高い水準で機能と性能を備えた「Urbanista London」レビューでした。
これはオススメできますので、気になった方は、ぜひチェックしてみて下さい!
購入はこちらのメーカー公式日本語サイト、もしくは↓のアマゾンから可能です。価格は税込17,380円。WF-1000XM3やAirPods Proより5,000円~1万円ほど安くなっています。
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