前々から気になってはいたものの、手を出さずにいたスマート自動カーテン。スマホや声で、カーテンを開け閉めしてくれるという未来ガジェットです。
未来は感じるものの、豪邸でもないし、正直「それいるか?」と思っていました。
ですが!今回セットして使用してみると、かなり便利でした。
「アレクサ、カーテン開けて」「カーテン締めて」で、ウイイイイイイインと指示通りカーテンが動いてくれる爽快感。
スマートホーム感が、かなりレベルアップします。
今回、SwitchBotという、スマホや声でカーテンを開け閉めできるガジェットをレビューしていきます。
実はSwitchBotはカーテン開け閉め専用ガジェットというわけではなく、スマートホームのプラットフォームのようになっています。
様々なSwitchBotアイテムを組み合わせることで、カーテン開け閉めだけでなく、他にも色んなスマートホーム機能を追加してパワーアップさせていくことができるんです。
スマート自動カーテンとは
SwitchBotのスマートカーテンは、今使っているカーテンはそのままで、カーテンレールにデバイスを取り付けるだけで、開けたり閉めてたりを自動で行ってくれる商品です。
ちなみに、左右両方向に開けたいという場合は、このデバイスが2つ必要になります。
↓からアマゾンで購入でき、リモコンセットや2個セットなど、いくつかのオプションがあります。
カーテンをこのデバイスで動かすためには、設定や操作をするためのスマホかタブレット、2.4GHzのWi-Fi環境が必要です。
あらかじめカーテンを開ける時間を決めておけば、毎朝決まった時間にカーテンを開けることもできます。
設置・設定はめちゃ簡単
初めにSwitchBotをインストールし、新規アカウント登録を行い、カーテンレールにSwitchBotカーテンデバイスを設置します。
スマホとデバイスをペアリングし、カーテンに名前を付けます。いくつかの窓のカーテンを操作するためですね。
カーテンレールの選択も必要ですが、一般的な住宅の場合はU型レールが多いと思います。
さらに開閉方向「右へ閉める」「左へ閉める」や、自分のカーテンがどの位置まで開いてほしいのか、どの位置まで閉まってほしいのかも設定できます。
それだけで、スマホからカーテンの開け閉めが自在にできるようになっちゃいます。
”声”で操作する!「SwitchBot Hub Mini」も導入
このままでも便利さは実感できるのですが、せっかくなら「声」で操作してみたくなります。
そのためには「SwitchBot Hub Plus」もしくは「SwitchBot Hub Mini」が必要になります↓。こんな感じで、SwitchBotはニーズに合わせてどんどん便利アイテムを追加してパワーアップさせていくことができます。
設定はSwitchBotのアプリから簡単にできます。Amazon Alexa、Google Assistantを通して、声でカーテンを開け閉めできるようになっちゃいます。
今回はAlexaと連携させました。
SwitchBotアプリから「クラウドサービス」をONにします。(デフォルトではOFF)
次のページでAmazon Alexaを選択するだけ。アプリ内での操作はこれで完了。
つづいてアレクサアプリを開きます。「スキルとゲーム」から「スイッチボット」を検索し、「有効にして使用する」をタップ、アカウントリンクさせればカーテンがデバイスとして登録されます。
アレクサに向かって、「アレクサ、カーテン開けて」と呼びかけると、指示通りにウイイイイイイインと動いてくれました。
感動!
これまで、テレビやエアコン、照明などを声で操作できるようにしていたのですが、これにカーテンが加わったことにより、ぐっとスマートホーム感がレベルアップしました。
スマートカーテンは充電が必要
スマートカーテンは充電が必要です。アプリ内に電池残量が表示されます。
20回程度開け閉めをしてみましたが、電池残量はほとんど減っていなかったので、それほど頻繁に充電が必要ということではなさそうです。
充電が面倒という人には、このスマートカーテンに取り付けられるソーラーパネルがあります↓。せっかくなので、こちらも試してみました。
ソーラーパネルを取り付けた日は、曇りで残念ながら電池残量が増えることはありませんでした。
さらに動作を確認すると、後ろのレースカーテンまで一緒に動いてしまいました。
構造上わが家では、ソーラーパネルの使用はうまくいかないようです。
付属品として、マジックテープが入っているので、コードを延ばして設置することも可能です。
ちゃんと動作する環境であれば、便利な商品だと思いますが、私は充電しながら使っていこうと思います。
カーテンだけじゃない!他のSwitchBotデバイスたち
せっかくなので、SwitchBot 温湿度計と、スマホがなくてもデバイスを操作できるSwitchBot Remoteも設定してみました。
温湿度計は、一見普通のデジタル計なのですが、外出先からも部屋の状態が把握できるという意味でオススメです。アプリで湿度や温度がどんなふうに変化しているのかも確認できるのが便利。↓
この商品はスイス製の高精度センサーが搭載されているそうで、データも信頼できます。部屋だけでなく、ワインセラーや楽器、葉巻の管理にも適しているそうです。
つづいて↓のSwitchBot Remoteは、スマホがなくても、このデバイスのボタンを押すだけて、カーテンなど自分が設定した操作をすることができるようになるリモコンです。
例えば、自分はスマホで操作するけども、家族にはこのRemoteで操作できるようにしておく、といった使い分けができます。
付属品として、壁などに貼り付けておくことができるマジックテープも付いています。
以上のように、SwitchBotシリーズの様々なデバイスを設置することで、これまで手動で行っていた家の中の操作がスマートスピーカーや、スマホ上で動かせるようになります。
我が家も想像以上にスマートホーム化が進みました。
気になる人は、まずカーテンあたりから試してみてはいかがでしょうか!
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