テレワークの人が増えていると思いますが、テレワークをしていると色々とこれまでになかったニーズが生まれてきます。
たとえば、子どもや猫が家にいる場合は、こっちは仕事をしているというのに、ヤツらはいつ襲ってくるかわかりません。
テレワークで会議中はイヤホンをつける方が多いと思いますが、耳を塞いでしまうと、子どもや猫など恐るべき”インベーダー”たちの接近を感じ取ったり、あとはインターフォンの音、レンジや洗濯機の音などが聞こえなくなります。
生活と仕事が一体化している環境下では、会議中も周りの音が聞こえると便利です。
そんなニーズを持っている方は多いと思いますが、そこに便利なアイテムが今回ご紹介する「AFTERSHOKZ OPENMOVE」というイヤホンです。
ワイヤレスイヤホンですが、↓のように見慣れない形状をしています。そう、これは骨伝導イヤホンなのです。
ご存じの方も多いと思いますが、骨伝導タイプのイヤホンは、耳の穴を塞ぎません。
こめかみのあたりに上記写真の黒い部分を当てるとアラ不思議、頭の中に音が聞こえてきます。
耳を塞がないので、耳から入ってくる音はそのまま聞こえます。
骨伝導イヤホンは値段が張る物が多いのですが、本機は↓のように税込9,999円とリーズナブル。
詳しい製品説明がある公式サイトはこちらになります。
というわけで「AFTERSHOKZ OPENMOVE」見ていきましょう。
まず同梱物ですが、↓のようにイヤホン本体のほか、収納用ポーチ、充電用USB Type-C to Aケーブル、耳栓、マニュアル類となっています。み、耳栓!?どういうことだ!
耳栓、↓のように完全に普通の耳栓です。なぜイヤホンの同梱物に耳栓が!?と思われるかもしれませんが、耳を塞がないので、音楽に没頭しようとしたら耳栓で耳を塞ぐのが一番手っ取り早いんですね。面白い!つまりノイキャンみたいなものです。ある意味斬新です。
日本の会社が販売していますので、マニュアルもきちんとした日本語対応になっています。↓
収納ポーチは手触りよく、OPENMOVEがスッポリと入ります。
そしてイヤホンがこちら!骨伝導というとちょっと野暮ったいイメージを持つ方もいらっしゃるかもしれませんが、ことOPENMOVEに関していえばとてもスタイリッシュなデザインです。色はブラックとホワイトの2色。
サイドには↓のようにAFTERSHOKZのロゴがプリントされています。
スペックは下記の通り。
- 型番:AS660
- スピーカー:骨伝導タイプ
- 周波数特性:20Hz-20kHz
- 感度:96±3dB
- 周波数帯域:2402-2480MHz
- マイク感度:-40±2dB
- Bluetooth:v5.0
- 最大通信距離:10m
- バッテリー:充電式リチウムポリマー電池
- バッテリー容量:135mAh
- 連続再生時間:6時間
- 連続待機時間:10日間
- 充電時間:2時間
- 充電電圧:5.25V±5%
- 充電タイプ:USB-C
- スピーカーインピーダンス:8.0±0.5Ω
- 防水性能:IP55
- 最大RF出力:4dBm
- 保証:2年間
連続6時間、待機10日間とけっこう長持ちです。防水対応なので、汗をかきやすい人も安心。
地味にうれしいのがUSB Type-C充電に対応したこと。AFTERSHOKZの骨伝導イヤホン、過去モデルは専用プラグのものも多かったので。
操作は3つのボタンで行います。まず再生・停止、通話など、一番使うのがマルチファンクションボタンで、左側の先端についています。
そのほか、音量や電源オンオフを切り替えるボタンが、右リモコン下部についています。↓
本機のテレワーク便利ポイントがもう一つあって、マルチペアリングに対応しています。
たとえばテレワークであれば会社PCと自分PC、あるいは会社PCとスマホなど、2台の機器にペアリングして簡単に切り替えて使うことができるんです。
あと、イコライジングを3種類に切り替えられるのですが、人の声に特化した「ボーカルモード」はテレワークに最適の設定です。ノイズを低減してくれるマイクと合わせて、テレワークに便利な機能がたくさん搭載されています。
重量は実測で約30g。軽いです。
軽いだけでなく、装着感も○。こめかみを挟むように装着するのですが、長い時間使っていても圧迫感などは感じずに、自然にどこからともなく音が聞こえてくる不思議体験ができます。(圧迫感については、頭がすごく大きかったりすると、もしかしたらその限りではないかもしれません。人によるとは思います)
また、圧迫感は少ないながらも形状は安定していて、多少激しい運動をしてもすぐに外れるようなことはないです。
防水対応・しっかりフィットで外音が聞こえるOPENMOVE、通勤・通学・ワークアウトでの利用のほか、テレワーク利用に便利な機能がたくさんついています。
周囲の音を聞きながらヘッドセットからの音声・音楽も聴けるという骨伝導イヤホンは、生活シーンに自然に溶け込んでくれます。
価格も税込で1万円を切っていて安いので、骨伝導イヤホンの入門機としても、気になった方はぜひチェックしてみてください。
詳しい製品説明がある公式サイトはこちらになります。
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