私はMSX派ではありませんでしたが、なんとなく横目で常にチラチラと見てはいました。
それはさておき、かつてのMSXのような筐体の魅力的なポータブルコンピュータ「DevTerm」がclockworkから予約開始されました。
モニタ一体型ということで、MSXというかポケコンというか、そんな感じです。日本語を縦書き入力できています↓
これは一体何かというと、ラズパイのバリアントのうち、組み込み型SoMであるラズパイCM3/Lite(Raspberry Pi Compute Module 3/ 3 Lite)をぶっさせるclockworkPi v3.14というメインボード↓と、キーボードやバッテリーモジュール、モニターなどがキットになったものです。
モジュールは、最も安価な219USDのコチラがラズパイCM3同梱です。このほか、1GB RAMで格安タブレットによく使われるCortex A53から、4GB RAMでCortex A72コアまでのいくつかのモジュールに対応しているようです。
パーツは↓のようになっています。
回路図や設計図は、GitHubのこちらのページで、GPLバージョン3ライセンスで公開されます。
ディスプレイは6.8インチ(1280×480)の IPS、ほか↓のようにUSB Type-AやType-C、micro HDMI、GPIO、イヤホンジャックなどがポートとして搭載されています。
キーボードは、↓のようになっていて、ゲームパッドやマウスボタン、トラックボールまでついた、わくわくするような構成。
MSXだからゲーム、というよりは、同社はそもそも↓のGameShellというポータブルゲーム機を出していたことが背景にあるようです。基本的な仕組みはこれと同じで、想定用途がポータブルゲームなのか、開発・学習用なのかという違いです。
現在、予約受付中で、発送は2021年4月を予定しているそうですよ。
ラズパイをレトロな筐体で楽しみたい方は、チェックしてみてはいかがでしょうか。
デイリーガジェットYouTubeチャンネル!
(”ほぼ”毎日更新中!)
デイリーガジェットでは、UMPC(超小型PC)、スマホ、タブレット、レトロPCをはじめとして、商品のレビューやインタビューの動画を、YouTubeに”ほぼ”毎日公開しています。
デイリーガジェット動画部のVTuberである風林火山朱音とケンがゆるい感じにレポートしています。
ぜひ↓からチャンネル登録をお願いします!