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秋葉原にあるML Computersには、1997年に日本を含む5カ国のみで、12,000台の限定販売を行った「Twentieth Anniversary Macintosh」が入荷しました。
コードネームSpartacus(スパルタカス)といえば、覚えている方も多いのではないでしょうか。
↓のように特徴的な外観をしており、当時88万8千円で販売されたことでも話題になりました。
また、本機には逸話があり、ともに本機を寄贈された共同創業者の故スティーブ・ジョブズ氏とスティーブ・ウォズニアック氏ですが、ウォズニアック氏は気に入って使っていた一方、ジョブズ氏は窓から投げ捨てたといくつかの書籍に書かれています。
真偽のほどは分かりませんが、同氏の美学に反するものだったのかもしれません。
筆者は当時スーパーマイノリティであったMacユーザーだったのでよく覚えていますが、今とは違って出すモデル出すモデルすべていまいちで、明日にもIBMやMicrosoftに買収されるのではないかと言われていたApple冬の時代でした。
起動すればすぐにシステムエラーで爆弾マーク、対応ソフトも少なく、とても高額。互換品を出したりやめたり迷走を続けていました。当時のMacintoshは一部業界を除けばコアなファンがついているマイナーな商品でした。
まあ、それがたまらなくファン心理を煽っていたのですが、筆者含め。
ML Computers入荷品は、価格は応相談とのこと。
CPUはPowerPC 603e、RAMは最大64MB、12.1インチ(800×600)ディスプレイのほか、CD-ROMドライブを搭載しています。
64MB(GBではない)とか、大容量メモリですね!!
また、OSはMacOS 9になっています。↓
前面パネルには、音量や電源ボタンのほか、Appleロゴのついた光学ドライブが。↓
キーボードはタッチパッド一体型です。↓
背面はPCIボードが入った厚手のカバーに換装されており、有線LANポートがついています。動作させるには、ドライバを探してくる必要があります。
スピーカー部はBOSEロゴと当時のAppleロゴが↓
この部分、劣化するのですが、本機は磨けば綺麗な部分が出てきているということで、劣化の程度は少ないようです。↓
懐かしの凸凹UIのOS9、デスクトップにはNetscape Communicatorのアイコンが↓
ゴミ箱は、当時の方がかわいかったのではないでしょうか。↓
当時のAppleメニューはカラフルです。↓
というわけで、世にも珍しい20th Anniversary Macintoshが気になった方は、ぜひ秋葉原のML Computersに足を運んでみてください!(12,000台のうち1台はすでに破壊されたことが確認されていますし……)
これ以外にも、面白いものやお買い得な中古・ジャンク品が多数販売されていますよ。
お店の概要
ML Computersの概要は下記の通りです。
- 住所:東京都千代田区外神田1-6-1 外神田ビル1階
- 営業時間:11:00~19:00
- 定休日:年中無休
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