今回は、ノイズキャンセリング機能がついて約5,000円という衝撃プライスの完全ワイヤレスイヤホン「COUMI ANC-860」のレビューです。
COUMIといえば、↓の817Kが、3,000円台で音も結構良いということで、高コスパな完全ワイヤレスイヤホンとしてご紹介しました。
で、今回のノイズキャンセリング機能付きのANC-860ですが、進化版という位置づけで、定価税込5,999円。現在は15%OFFの5,090円で購入できます。↓
「音が良い817Kにノイキャンついて5,000円なら買いっしょ!」と思われるかもしれません。私もはじめは期待しました。
ただ、結論からいうと、817Kを買った方が良いです。
ノイキャン性能も音質も正直イマイチで、あまり良い買い物にはならないでしょう。
817Kの音質やコスパの方が、依然として優れています。
どのあたりがイマイチなのか含め、以下にご紹介。
外観チェック
同梱物は、イヤホンと充電ケース、充電ケーブル、交換用イヤーピース、マニュアル類です。
外箱は良い感じです。
スペックは下記の通り。
- 品番:COUMI ANC-860
- Bluetooth:5.0
- 通信距離:10m以内
- 再生時間(イヤホン/ANC ON):5.5h
- 再生時間(イヤホン/ANC OFF):7.5h
- 再生時間(充電ケース/ANC ON):30h
- 再生時間(充電ケース/ANC ON):41h
- 充電時間:1.5h
- 充電(イヤホン):5V/50mA
- 充電(充電ケース):5V/600mAh
- バッテリー(イヤホン):3.7V/60mAh
- バッテリー(充電ケース):3.7V/720mAh
- 周波数:20Hz-20kHz
- 感度:97±3dB
充電時間や駆動時間は良いとしても、防水非対応です。817Kは対応していました。
イヤーピースは独自形状。↓のように交換品がたくさん同梱されています。
ケースはストラップ付きでまるっとしたデザイン。デザイン自体は、格安帯としては悪くありません。
手のひらサイズで上部にCOUMIロゴがついています。
充電はUSB Type-C。micro USBじゃない点は評価できます。充電ランプなどもついています。
底面には、技適マークもついています。
イヤホンは、一般的な形状の完全ワイヤレス型。ロゴの隣に、タッチセンサが付いています。
イヤホン内側には、ノイキャン用のマイクがついています。ここの穴があるので、イヤーチップが独自形状になっているのかもしれません。
重量は実測で70g。完全ワイヤレスとしては軽い方です。持ち運びには便利でしょう。ケース再充電あわせて30時間駆動なので、バッテリーや可搬性は優秀です。
ノイキャン性能・音質
問題はここです。
まず価格が価格だけに、そこまで優れたノイズキャンセリング機能は期待していませんでした。
実際、本機のノイキャンは、低周波の雑音中心に周囲の音を多少おさえてくれるくらいです。静寂が訪れるようなレベルではありません。
ただ、それを理由にダメとは言えないでしょう。この価格でノイキャン搭載というだけで、面白いチャレンジではあります。
ただ、音質は別問題です。
ノイキャン性能が低くても、817Kくらいの音質で再生ができればかなり優秀だったのですが、このANC-860は正直音質が悪いです。
こもったような音で、快適に音楽を聴くイヤホンとは言えません。
中途半端なノイキャン性能で、悪い音質。
これが本機の偽らざる印象。
というわけで、格安の完全ワイヤレスが欲しいなら、↓の817kにしておきましょう。
ちなみに究極のノイズキャンセリングと極上音質を堪能したいなら、↓のソニーWF-1000XM3が価格も下がっていてオススメです。最高としか言いようがありません。
また、ヘッドホンタイプで究極のノイキャンと極上音質なら、↓のWH-1000XM4が鉄板です。 ウットリできます。
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