GPD WIN Max、最高ですよね。私は愛用しています。
GPD WIN Maxは2020年晩夏に出たばかりですが、早くも↓のGPD WIN3がクラウドファンディングに登場します。
ですが、GPD WIN Maxには打ちやすいキーボードがついていて、普通のノートパソコンとしても便利に使えます。
私は毎日これでGTA5とかギャルゲーをプレイしています。
790gあるので、ずっと手で持ち上げていると重くて疲れますが、GTA5やギャルゲーはヌルヌル動きます。ゲームコントローラーだけでなく、キーボードやタッチパッドもかなり使いやすいです。
何より↓のような片手サイズでいろんなゲームが楽しめてしまうことに、ロマンを感じない人類はいないと思います。
さて、いま話題のゲームといえば、なんといってもCyberpunk 2077です。(公式サイトはこちら)
巨大な未来都市を舞台にしたオープンワールドRPGで、久しぶりに夜中まで熱中しています。
ふと「この楽しいサイバーパンク2077、GPD WIN Maxで動かないかな?動いたらさらに楽しいな」と思ったので検証しました。
結論から言いますと、ダメでした……。
ちなみにGPD WIN Maxはアマゾン↓で税込108,000円で販売されています。(正規代理店である株式会社天空の商品ページはこちら)
あと、中華ECのBanggoodでは、こちらのページで1/31までであればクーポンコード「BGJP1fa4」を入力すれば8万円で購入できます。(20台限定なので売り切れているかもしれません)
必要スペックを確認
まず、独立型GPUを搭載していないGPD WIN MaxでCyberpunk 2077をプレイするのは、大前提として無理ゲーです。
公式のこちらのフォーラムに、↓の最小スペック・奨励スペックの表があります。
ちょっと見づらいので肝心な部分を拡大したものが↓
奨励スペックとかは「動けばラッキー」スタンスな今回は関係ありませんので、最小スペックを確認します。
GPUはGeforce GTX 780、もしくはRadeon RX 470が最低限必要なスペックになっています。
で、GFX Benchでスコアを確認しますと、GTX 780が10,670に対し、統合型グラフィックスのIris Plusを搭載したGPD WIN Maxは6,697になっています。最低スペックに遙かに及んでいません。つまり無理ゲーです。
ちなみにGTA5は、いうても古いゲームなので、「奨励」スペックのGPUがGeforce GTX 660となっており、こちらは7,672です。↓
つまりGTA5は奨励スペックに近いスコアで動いているということです。
そりゃヌルヌル動くわ!
でも、一縷の望みをかけてサイバーパンクをインストールしてみました。
まずは正面突破を試みる
Steamからインストールしますと、ネットワークにもよりますが、2時間ほどでインストール完了しました。
起動して、おなじみのイントロムービーを見てから、まずはデフォルト設定のまま進めます。
ちなみにデフォルト設定がどうなるかというと、グラフィックのクイックプリセット低、フルスクリーンモードの1280×800でした。
ゲームパッドは特に設定の必要はなく、そのまま表示通り使えます。GTA5もそうですが、GPD WIN Maxのゲームコントローラーは便利。
キャラメイクまでスイスイ進み、↓のように色々とキャラを設定していきます。
そしてこの後、ロード画面に入りました。すんなりです。
もしかして動くのかこれ!!
と思ったのもつかの間、ここで試合終了です。
この画面でエラー終了。
ゲーム本編が起動しない、というスペック不足によくあるパターンですね。
ただ、ここで諦めるわけにはいきません。
設定を色々変えてみる
できればGPD WIN Maxの解像度をフルに使うために、最大解像度の1280×800でプレイしたい!
というわけで、解像度このままに、グラフィック設定をいじっていきます。
とはいえできることはほぼ無く、そもそもクイックプリセットが低の段階ですべての効果はオフになっています。
テクスチャが中になっていたので、これを低にしました。
すると、なんともう一段階進んで、ゲーム最初のムービーが始まりました!
これはもしや!
と思ったら、またしても試合終了。
はじめの0.5秒くらいで終わりました。
その後は、解像度を1段階ずつ落としていきました。
1280×768、1280×720、最低解像度の1024×768まで落としてもダメです。
ウィンドウ設定その他いじってみてもダメでした。
ゲーム画面からできる設定では、GPD WIN MaxでCyberpunk 2077を動かすことは(当たり前ですが)無理でした。
(設定ファイルを直接いじりに行けば可能性はあるかもしれません)
というわけで今回は残念?な結果に終わってしまいました。
ただ、さすがにCyberpunk 2077は無理としても、GTA5を含め多くの有名タイトルが動くのは確かなので、GPD WIN Maxは楽しいんですよ!
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