2021年春に登場予定の、One-Netbook社の新型PC「OneMix4」は10.1インチで世界最小フットプリントを謳う魅力的な一台です。
10.1インチなので、Let’s note RZシリーズやSurface Goシリーズと同じディスプレイサイズとなり、UMPC(超小型ノートパソコン)ではありませんが、モビリティに優れていることは間違いありません。
すでに正規代理店のテックワン社のこちらのページに、ティザーサイトが公開されています。
スペックなどほとんど詳細が不明でしたが、このたび中国からハンズオン動画が公開され、実機やスペックなどがいくつも判明しましたのでご紹介。
筐体、スペック
CNCアルミ外装の筐体は、ブラックとゴールドシルバーの2種類あります。
天板にはOne-Netbookロゴが。
ブラックの方がCore i5、ゴールドシルバーがCore i7搭載です。Core i7は、Tiger Lake世代のCore i7-1160G7。ほか、16GB RAMと1TBストレージ搭載です。
ディスプレイ解像度は2560×1440の2.5k、sRGB 100%の色域と、タッチ操作に対応しています。ベゼルは狭いですね。画面のカバー率は90%とのこと。
また、2,048段階の筆圧検知対応なので、↓のようにお絵かきにも使えます。
本体重量は770gで、厚さは11mm~17mmと薄型。
A4サイズ紙と比較すると、↓のようにその小ささが分かります。
また、ディスプレイは360度回転し、タブレットとしても使える2-in-1機構を備えています。
キーボード配列も改善
フットプリントが広くなったということで、キーボードもかなり打ちやすくなっています。
↓のように広めのタッチパッドと、バックライト付きキーボード。
↓がOneMix3ProのUSキーボード版ですが、これと比較すると、TabキーやBackSpaceなど、全体的に一般的な配列にだいぶ近づいています。
ただし、Let’s note RZシリーズやSurface Goシリーズは、ほぼ通常のJISやUS配列を実現していますので、それらと比べると変則的な部分が目立ちます。特に記号まわり。
ピッチの広さを取ったのでしょうが、そこは通常配列を目指して欲しかったところ。
タッチパッドは広めで使いやすそうです。
これでOne-Netbook社の商品は、7インチのOneMix1/2シリーズ、8.4インチのOneMix3シリーズ、10.1インチのOneMix4シリーズ、ゲーミングのOneGxシリーズ、そしてOne-Netbook A1の計5ラインになりました。
OneMix4シリーズは、もっとも一般的なノートパソコンに近く、使い勝手は一番良いものになるでしょう。
従来はLet’s noteとSurface Goしかなかったこのサイズに、今後新モデルが続々登場することを期待したいですね!
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