VAIO株式会社は、同社がティザーを出していた新型VAIOノートパソコン「VAIO Z」を発売しました。
世界初となる立体成型フルカーボンボディ、1kgを切る軽量ながら、高パフォーマンスでハイエンドなTDP 35WのTiger Lake H35シリーズプロセッサを搭載し、バッテリーはJEITA 2.0基準で34時間持つなど、完全にモンスター級の新型モバイルノートパソコンです。
会社支給PCや中古PCではおなじみのZシリーズが復活した形です。
個人向けモデルは、Core i5-11300Hを搭載したVJZ14190311Bから、nano SIMによるモバイルデータ通信に対応したVJZ14190311Bまで3バリアント。
価格は直営ストアで税込272,580円~で、構成カスタマイズできます。現在は3/5到着となっています。
スペックは下記の通り。
- OS:Windows10 Home 64bit
- CPU:Core i5-11300H(VJZ14190311B) / i5-11370H(VJZ14190211B) / i7-11370H(VJZ14190111B)
- GPU:Iris Xe
- RAM:16GB LPDDR4x(オンボード)
- ディスプレイ:14インチ(1920×1080 / 3840×2160)アンチグレア
- ストレージ:512GB PCIe(64Gb/s)
- 入出力:HDMI、Thunderbolt 4、USB PD、USB4.0、DP 1.4、イヤホンジャック
- Wi-Fi:Wi-Fi6対応:IEEE802.11 a/b/g/n/ac/ax
- WAN:VJZ14190111Bはnano SIMモバイルデータ通信、GPS対応
- Bluetooth:5.1
- 生体認証:指紋、顔
- オーディオ:Dolby Audio対応
- カメラ:フロント207万画素
- キーボード:日本語配列、ストローク1.5mm、ピッチ19mm
- 人感センサ:搭載
- 付属品:ACアダプタ(VJ8PD65W)、クリーニングクロス
- バッテリー駆動時間(標準バッテリー):約17時間(VJZ14190111B)、約34時間
- 重量:958g(VJZ14190311B)、982g(VJZ14190211B)、1059g(VJZ14190111B)
上位構成モデル(VJZ14190311B)では、nanoSIMによる5Gモバイルデータ通信に対応しています。
FullHDモデルであれば34時間、4kモデルでも17時間の長時間駆動。
ディスプレイは左右ベゼルが狭く、14インチながらコンパクトなフットプリントを実現。
webカメラ部にはデュアルマイクを搭載しており、また物理シャッター機構もついています。
現在、モバイルノートパソコンは猫も杓子もマグネシウムかアルミですが、VAIOはカーボンファイバーの研究を続けてきていたとのこと。
カーボンファイバーはマグネシウムやアルミよりも約2倍の比弾性率を持ち、繊維の種類、厚み、積層方向、積層数をコントロールすることで、製品に応じた剛性や質量を自由に設計できるのが強み。
これを立体成型することで、従来のマグネシウムやアルミでの性能・堅牢性・重量トレードオフを突破し、軽さとバッテリー駆動時間と狭額縁ディスプレイと処理性能を高いレベルでバランスできたとのことです。
堅牢性も高く、MILスペック準拠です。
タッチパッドは従来のZよりも広く取られています。
ポート類は、USB Type-Cが2つ、HDMI、イヤホンジャック。
というわけで近頃すごいモデルを連発しているVAIOが、またやってくれました。
気になった方は、考えたりする前にとりあえず注文しておきましょう!
いろいろ考えるのは、注文してモノが届いてからでいいんです。
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