先日、新型のスマートフォン3モデル(「TCL 20 Pro 5G」「TCL 20L+」「TCL 20L」)を発表したTCLですが、同社から面白いコンセプトが発表されました。
それが、「折りたたみ(Foldable)」と「巻き取り(Rollable)」を組み合わせたスマホ(タブレット)です。
↓にあるように、スマホ・ファブレット・タブレットのオールインワンです。
本機が実際に商品化されるのか、いつリリースされるのか、詳細スペックなどの情報は未発表ですが、少なくとも同社は2021年後半にも折りたたみデバイスを発売する見込みです。
まずスマホの時は、6.87インチと大型スマホサイズ。Galaxy Z Fold2が折りたたみ時6.2インチなので、それよりも一回り大きくなっています。
つづいて、↓のようにディスプレイを開いていきますと…
パカッとタブレットになります。
このときのサイズが、8.85インチで、アスペクト比は正方形に近いですね。Z Fold2が7.6インチなので、やはりそれよりも一回り大きくなっています。
さて、ここまでであれば、普通の折りたたみ端末と変わりません。
TCLのコンセプトモデルが面白いのはここからで、サイドのボタンを押せば、今度は巻き取り式ディスプレイ(Roll)が開いていきます。
すると、タブレット標準サイズである10インチにまで大型化します。
6インチ台~10インチであれば、現在世の中一般に流通している通常スマホから通常タブレットまで広いサイズを、これ一台でカバーできますね。
スペックや解像度などは発表されていません。
巻き取り式は、OPPOやLGも試作機ほか出していますので、技術的には可能なのでしょう。
あとはこのジャンル、価格がこなれてきてほしいですね。時間の問題だとは思います。
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