おなじみMINISFORUM製のミニPC、今回はRyzen 7搭載の「UM700」をレビューしていきます。
先日レビューした↓のU820は、第8世代Core i5搭載でした。
これと筐体はほぼ同じで、今回のUM700はRyzenモデルになります。
U820のレビューをお読みいただいた方で、U820との違いだけを知りたい方は、増設・換装とベンチマークのセクションをご覧下さい。
今回レビューする「MINISFORUM EliteMini UM700」はアマゾンのこちらのページで、税込75,980円で販売中。
それでは、さっそく見ていきましょうー!
外観・スペック
まず同梱物ですが、PC本体のほか、VESAマウントアタッチメント、ACアダプタ、メガネケーブル、DPケーブル、HDMIケーブル、マニュアルとなっています。VESAアタッチメントを使ってディスプレイ背面に本体を装着することができます。
スペックは下記の通り。
- CPU:AMD Ryzen 7 3750H(4コア8スレッド)
- GPU:Radeon RX Vega 10 Graphics
- RAM:16GB(DDR4 8GB x2, SODIMM x2, 最大64GB)
- ストレージ:256GB/512GB NVMe SSD(M.2 2280, 最大2TB)
- OS:Windows10 Pro 64bit(Ubuntuサポート)
- 拡張ストレージ:2.5インチSATA HDD(SATA 3.0 6.0Gbps)
- 通信:Intel Wi-Fi6 AX200(Bluetooth 5.1, M.2 2230)
- 映像出力:HDMI2.0(4k/60Hz)、DP(4k/60Hz)、USB-C(4k/60Hz)
- 電源:DC 19V/3.42A
- サイズ:127 x 126 x 46mm
CPUはRyzen 7 3750H、GPUはVega10、ほかメモリは16GB/256GB(512GBモデルもありますが簡単に換装可能です)、Windows10 Proとなっています。
OSはUbuntuもサポートしていますよ。
前面ポートは、マイク、USB Type-C、USB Type-A x2、イヤホンジャック、電源ボタン、リセットスイッチ。USB Type-Aは3.1 Gen1とGen2です。
背面はUSB Type-A、DP、HDMI、有線LAN、DC-INです。
底面にはゴム足がついています。
重量は実測で約528g。
メモリ増設・換装は簡単
上面パネルのシールが貼られた部分を指で押すと、簡単にパネルが開きます。
開けると、よくまとまった内部基盤。左側がSODIMM 2枚、右側がメインストレージの2280 M.2ですね。
また、HDD増設用のSATAケーブルが伸びています。2.5インチHDDは中にスッポリ入るようになっていますよ。
RAMはSODIMMが2枚。左右ピンを外側に押すと、簡単に交換が可能です。
ベンチマーク
では最後にベンチマークスコアを見ておきましょう。
まずおなじみCINEBENCH R23ですが、マルチコアが3,277pts、シングルコアが806ptsです。
ランキング比較は下記の通り。高性能なモバイルノートパソコンくらいの性能がありますよ。
FF14ベンチマークは、5,421で「とても快適」。とても快適とまではいきませんが、FF14もプレイ自体はできます。
GFXbenchは5,632フレーム。GeForce GTS 450とGTX 460の間くらいです。
CrystalDiskMarkは下記の通り。NVMe SSDなので速いほうだと思います。
コンパクトな普段使い用の1台として
以上、「MINISFORUM EliteMini UM700」レビューでした。
オフィスソフトやプログラミング、ブラウジングやメール、画像編集など、そこまで重いスペックが求められない普段使い用のコンパクトな1台として重宝しそうです。
ディスプレイ下に収納できるほどコンパクトながら、メモリを簡単に換装・増設できるのも嬉しいポイントです。
気になった方は、チェックしてみてはいかがでしょうか。
「MINISFORUM EliteMini UM700」はアマゾンのこちらのページで、税込75,980円で販売中ですよ。
デイリーガジェットYouTubeチャンネル!
(”ほぼ”毎日更新中!)
デイリーガジェットでは、UMPC(超小型PC)、スマホ、タブレット、レトロPCをはじめとして、商品のレビューやインタビューの動画を、YouTubeに”ほぼ”毎日公開しています。
デイリーガジェット動画部のVTuberである風林火山朱音とケンがゆるい感じにレポートしています。
ぜひ↓からチャンネル登録をお願いします!