今回は、おなじみSIM対応のスマートウォッチをレビューしていきます。
今回レビューする「Rogbid Brave Pro」は、このジャンルの中でもかなり進化した1台。
nano SIM対応やAndroid 10搭載、デュアルカメラなどはもちろんのこと、円形の極小ディスプレイ操作もこれまでより進化しています。
もちろん、↓のようにデイリーガジェットだって普通に見られますよ。
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それでは、さっそく見ていきましょうー!
スペックと外観
Rogbidのおなじみの箱に入っています。フェイス部はメタルな周縁パーツ、バンドはマットでけっこう高級感があります。
同梱物は下記の通り。ウォッチ本体、ゴムバンド、レザー調(PUレザー)、充電用ケーブル、充電用ドック、ドック用USBケーブル、液晶保護フィルム、クリーナー、ポーチ、SIMトレイ用ドライバー、マニュアルと盛りだくさんです。
スペックは下記の通り。
- CPU:MTK6762(Helio P22)
- RAM:4GB
- ストレージ:64GB
- OS:Android 10
- ディスプレイ:1.69インチ(450×450)
- Bluetooth:5.0
- GPS:対応
- カメラ:サイド13MP、フロント8MP
- バッテリー容量:1,600mAh
- 充電時間:約1.5時間
- 使用時間:1~2日
- 待機時間:3~4日
- 文字盤サイズ:50.5×50.5mm
- バンド幅:24mm
- SIM:nano SIM
- 対応バンド帯:
- TDDLTE:B38/39/40/41
- FDDLTE:B1/2/3/5/7/8/12/17/20
- WCDMA:B1/5/2
- GSM:B2/3/5/8
CPUはHelio P22ということで、廉価タブレットなどにも採用されています。ウォッチにしては豪華です。
OSは最新のAndroid 10。ほか、4GB/64GBメモリや1,600mAhバッテリーなど、ちょっと前の廉価な小型スマホくらいのスペックがあります。
対応バンドも広くなっていますので、nano SIMでのモバイルデータ通信用や通話用としても使えます。
マットなバンドがいい感じ。
底面には、付属のドライバーで開くnano SIMトレイと、充電用ポートがついていますよ。
操作はタッチ以外に、右側面の2つのボタンで行います。それぞれホームボタンと戻るボタンです。ボタンの間には、2つめのカメラが。こちらはなんと1,300万画素。
逆側面には、スピーカー穴です。結構大きな音も出せます。
重量は実測で約92g。時計としては重めですが、スマホだと思えば重くないはず!
初期設定は簡単
はじめに右上ボタンを押して電源を入れると、Rogbidロゴが表示されます。
その後、言語選択画面。一番下に日本語がありますよ。
続いて身長・体重・一日の目標歩数・性別を入力します。
数字はどうやって入力するのだ?と思うかもしれませんが、普通のスマホと同じように↓のような入力パネルが表示されます。
とても小さい画面なのですが、意外にも入力はしやすいです。少なくとも数字の入力では押し間違いなどありませんでした。
つづいては専用アプリのダウンロード用QRコードが表示されます。インストールしなくても、ウォッチ単体で使えますので任意。
するとすぐにホーム画面が表示されます。長押しするとウォッチフェイスを変えられますよ。
基本操作はタップ&スワイプ
ウォッチ形状ですが中身はスマホなので、タップとスワイプで操作します。
時間が表示されているホーム画面から上にスワイプすると、↓のように歩数や消費カロリーが表示されます。
下向きスワイプをすると、曜日やBluetooth、Wi-Fi、SIMの状態、バッテリー残量。
そこからさらに左右スワイプで、GPS ON/OFFや機内モードなどの操作パネル。
ホームに戻って右スワイプすると通知画面です。
左スワイプをすると、アプリ一覧が表示されます。上下に流すと、インストールされたアプリがスクロールされます。
電話や連絡先、SMS、アラームなどの基本的なアプリはもちろんのこと、
「Playストア」を開くと、
このようにGoogle Playストアのログイン画面が表示されますよ。
Googleアカウントでログインすれば、Androidアプリをインストールできるようになります。
数字よりもさらに小さくなったアルファベット入力パネルですが、こちらも意外なほど入力しやすかったです。もちろんスマホほどではありませんが。IDやパスワード、検索ワード入力くらいでしたら問題ないでしょう。
ログインすると、めでたくいつものPlayストアが表示されます。ただし円形ディスプレイなので、四隅は見えません。
試しにアズレンを入れてみました。
起動するとしばらくリソースのダウンロードが続きますが、いきなり大音量でゲームが始まりました。
さすがに操作は無理でしたが、動いてはいました。感動です。
ちなみにカメラもこんな感じに、普通のカメラアプリと同じです。
ブラウザでデイリーガジェットを見ることもできますよ。
順当進化したAndroidスマートウォッチ
GoogleとしてはAndroidエコシステムのスマートウォッチはWearOSを搭載してほしいのだと思いますが、素のAndroidを入れたギークなウォッチがニッチながら出続けています。
去年くらいまでは使いにくさがすごかったのですが、本機を含め近頃のモデルはこなれてきました。
もちろんスマホと同じレベルに使うのは無理ですが、マップと時計とか、通話受け用とか、問題なさそうなユースケースに絞って使うなら全然アリなんじゃないかと思います。1万円台ですし。
というわけで、「Rogbid Brave Pro」気になった方はぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。
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