8インチの超小型ゲーミングUMPC「GPD Win Max」に、CPUを中心としたアップグレードを施した「GPD Win Max 2021」が6月下旬にIndiegogoでクラウドファンディング開始予定。
下記でレビューした現行の第10世代Core i5搭載「GPD Win Max」は、8インチの小型筐体にゲームパッドとタッチパッド、フルキーボードを搭載したクラムシェル型のゲーミングUMPCでした。
「GPD Win Max 2021」はこれと外観はほぼ同じで、CPUを最新版にパワーアップしたもの。
現行機のCore i5-1035G7から、下記にグレードアップされます。
- Ryzen 7 4800U (1.8GHz/4.2 GHz、8コア/16スレッド、Radeon Vega 8)
- Core i7-1165G7 (2.8GHz/4.7GHz、4コア/8スレッド、Iris Xe 96eu)
- Core i7-1185G7 (3.0GHz/4.8GHz、4コア/8スレッド、Iris Xe 96eu)
レビューにも書いたとおり、本機はゲーム機としてもノートパソコンとしても使いやすい優れた一台なのですが、その後現在に至るまで、GPD Win3やONEXPLAYERなどTiger Lake世代を搭載した新型ゲーミングUMPCが次々と登場し、第10世代を搭載する本機はCPU世代としては1世代古くなりました。
筐体や設計の完成度はかなり高いですので、CPUを最新版にすれば最強クラスのゲーミングUMPCに仲間入りします。
Ryzen搭載UMPCといえば、他に↓のAYA NEOがあります。
今後、より一般化していくかもしれません。
また、この「GPD Win Max 2021」の面白い点として、現行機ユーザーのためにボードだけの販売もされるようです。
つまり第10世代搭載の現行機ユーザーがネジを外して中身を入れ替えれば最新版の「GPD Win Max 2021」にできるというもの。
新型の「GPD Win Max 2021」は、Indiegogoのこちらのページでまもなくクラウドファンディングが実施される予定です。
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