Ryzen 7やCore i7搭載の「GPD Win Max 2021」月内にクラファン開始

8インチの超小型ゲーミングUMPC「GPD Win Max」に、CPUを中心としたアップグレードを施した「GPD Win Max 2021」が6月下旬にIndiegogoでクラウドファンディング開始予定。

下記でレビューした現行の第10世代Core i5搭載「GPD Win Max」は、8インチの小型筐体にゲームパッドとタッチパッド、フルキーボードを搭載したクラムシェル型のゲーミングUMPCでした。

2020/8/10追記:ゲーミングUMPCでライバル機となるGPD Win MaxとOneGx1の比較レビューをアップしました。↓ ...
2020年のUMPC(超小型ノートパソコン)は、ゲーミングが一大トレンドになっています。 両雄であるGPD Technology社とO...

「GPD Win Max 2021」はこれと外観はほぼ同じで、CPUを最新版にパワーアップしたもの。

現行機のCore i5-1035G7から、下記にグレードアップされます。

  • Ryzen 7 4800U (1.8GHz/4.2 GHz、8コア/16スレッド、Radeon Vega 8)
  • Core i7-1165G7 (2.8GHz/4.7GHz、4コア/8スレッド、Iris Xe 96eu)
  • Core i7-1185G7 (3.0GHz/4.8GHz、4コア/8スレッド、Iris Xe 96eu)

レビューにも書いたとおり、本機はゲーム機としてもノートパソコンとしても使いやすい優れた一台なのですが、その後現在に至るまで、GPD Win3やONEXPLAYERなどTiger Lake世代を搭載した新型ゲーミングUMPCが次々と登場し、第10世代を搭載する本機はCPU世代としては1世代古くなりました。

多数のUMPC(超小型ノートパソコン)をリリースしているGPD社の新型ゲーミングUMPC「GPD WIN3」の国内正規版が、株式会社天空にて...
今回は、One-Netbook社が放つ新型の携帯型ゲーミングUMPC(超小型パソコン)「ONEXPLAYER」の実機をお借りしたので、先行レ...

筐体や設計の完成度はかなり高いですので、CPUを最新版にすれば最強クラスのゲーミングUMPCに仲間入りします。

Ryzen搭載UMPCといえば、他に↓のAYA NEOがあります。

Ryzen 5搭載の新型ゲーミングUMPC「AYA Neo」が、本日日本時間12時より、Indiegogo上でクラウドファンディングを開始し...

今後、より一般化していくかもしれません。

また、この「GPD Win Max 2021」の面白い点として、現行機ユーザーのためにボードだけの販売もされるようです。

つまり第10世代搭載の現行機ユーザーがネジを外して中身を入れ替えれば最新版の「GPD Win Max 2021」にできるというもの。

新型の「GPD Win Max 2021」は、Indiegogoのこちらのページでまもなくクラウドファンディングが実施される予定です。

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