下記でお伝えしたレトロデザインなポータブルコンピュータ「DevTerm」
2万円台で予約受付中のステータスが続いていましたが、7月に発送予定となりました。
モニタ一体型ということで、MSXというかポケコンというか、そんな感じです。日本語を縦書き入力できています↓
右上部には、プリンターもつけられるというこだわりぶり。
これは一体何かというと、ラズパイのバリアントのうち、組み込み型SoMであるラズパイCM3/Lite(Raspberry Pi Compute Module 3/ 3 Lite)をぶっさせるclockworkPi v3.14というメインボード↓と、キーボードやバッテリーモジュール、モニターなどがキットになったものです。
モジュールは、最も安価な219USDのコチラがラズパイCM3同梱です。このほか、1GB RAMで格安タブレットによく使われるCortex A53から、4GB RAMでCortex A72コアまでのいくつかのモジュールに対応しているようです。
パーツは↓のようになっています。
回路図や設計図は、GitHubのこちらのページで、GPLバージョン3ライセンスで公開されます。
ディスプレイは6.8インチ(1280×480)の IPS、ほか↓のようにUSB Type-AやType-C、micro HDMI、GPIO、イヤホンジャックなどがポートとして搭載されています。
キーボードは、↓のようになっていて、ゲームパッドやマウスボタン、トラックボールまでついた、わくわくするような構成。
同社はそもそも↓のGameShellというポータブルゲーム機を出していたことが背景にあるようです。基本的な仕組みはこれと同じで、想定用途がポータブルゲームなのか、開発・学習用なのかという違いです。
ラズパイをレトロな筐体で楽しみたい方は、チェックしてみてはいかがでしょうか。
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