デイリーガジェットの読者層の多くを占めるガジェッターの皆様は、ユニクロ率が96%を超えているのではないかと思います。(想像)
ファストファッションなどと言われるユニクロですが、最新の流行と言うよりも、ある程度の品質を備えた、ベーシックで無難なデザイン・素材の服を安めに揃えられるというのが、人気の理由だと思います。
しかし、このジャンルはアマゾンがかなり力を入れて投資を続けた結果、そういった目的であれば、今やユニクロよりもアマゾンの方が100倍優れています。
ユニクロのコテコテなグローバリゼーション風経営理念というか思想というかそういうものが個人的には嫌いというのもありますが。(デイリーガジェットのメンバーの多くは、ユニクロとLINEが嫌いなのです)
現物が見られない服をネットで買うことには、サイズや見た目などの障壁があると思います。
確かにファッション性・デザイン性の高い服や、寸法を直すなどでサイズにシビアな服は実店舗に分がある(そういう服はぜひユニクロ以外の街のアパレル店やデパートに行きましょう)一方、多くの人がユニクロに求めるような無難なデザイン・素材の服を安く揃えるという目的であればそのような障壁はほぼ無くなったと言って過言ではありません。
実際、これまでアマゾンで20点以上の服や靴を買ってきましたが、「ハズレだった」と感じたのは1回しかありません。(その1回も試着で返せます。安いので返さなかったですが)
アマゾンであれば、無地のTシャツやジーンズ、スニーカーなどは2,000円台が一般的(下の写真にあるものはすべて2,000円台)で、実物を見るととてもそんな価格には見えません。また、早ければ注文当日、ほとんどは翌日に届きます。サイズは小さいものからXLを超える大きなものまで、色も幅広いバリエーションがあります。
ここまで安い理由ですが、PCやスマホと同じです。
欧米や日本メーカーの下請けとしてノウハウやセンスを磨いた中国の製造メーカーが、それを活かして自分達のオリジナル商品として売り始めているのです。
とはいえ上手に買うための、いくつかコツのようなものがありますので、それを書いておこうと思います。
まずは店員に聞くようなワードで検索
探している服のイメージを店員に聞くように検索しましょう。
「無地 Tシャツ」「麻 アウター メンズ」「ジーンズ 大きいサイズ」など。
そうすれば、だいたいはイメージに近い商品がズラーっと出てきます。
あとはそこから気になった商品を見ていけば、自然とリコメンドで似たような商品を周回することができます。
商品説明を見たりレビューを見たり、一般的なガジェットを購入するのと同じ流れで選べば大丈夫です。
服のサイズの注意点
一番注意が必要なのがサイズです。
サイズは、S/M/L/…などの記載は無視して、それぞれの記号が意味する丈や股下、ウエストの寸法が書いてありますので、それだけを見るようにします。
というのも、日本・アメリカ・中国それぞれのブランドで、たとえば同じXLでもサイズがまったく違います。
アメリカサイズは同じLでも大きいことは有名ですが、中国サイズは逆に1~2サイズ小さいです。
シャツであれば、日本のXLはアメリカのMかL、中国の2XLか3XLというのが一般的です。
日本で2XL~3XLの人は、4XLを買いましょう。
たとえば↓は無地のTシャツですが、詳しくサイズが書かれています。無難で素材も悪くない普段着のTシャツですが、700円で購入できます。
逆に詳しい寸法が書いていない服は避けた方が無難です。(サイズはピッタリだった、というようなサクラでないレビューが多いのであれば大丈夫です)
レビューも参考になる場合があります。
靴は日本のサイズと同じです。↓の無難なスニーカーは、サイズ通りです。
アマゾンでも、サイズのわかりやすさというのを商品評価基準に入れているようで、この点はどんどん分かりやすくなってきています。
無地などデザイン性の高くないものを選ぶ
柄やイラストが入っているものなど、デザイン性の高い商品については、やはり実物を見て買える方が安心です。
特に値段がはるものに関しては、気になるものはアマゾンの試着を利用するなどしてみましょう。
無地やシンプルなものを選べば、届いて見てみて「あ、結構いいじゃん」となることが多いと思います。
ダメ元で普段着からはじめてみる
まずは期待せずに、1,000円前後の無地のTシャツあたりからはじめてみても良いかもしれません。
そうすれば、徐々に期待感や感覚をつかめていくと思います。
私もはじめはそんな感じでスタートして、今では普段着はトータル1万円超えない範囲でまったく問題ないものが揃うようになりました。
何より、凄まじく大量の種類の中から選べて、他の購入者のコメントが読めて、注文当日か翌日に届いて、試着もできて、とにかく安いということで、レジの長い行列に並んでユニクロで服を買っている層は試さない理由はないんじゃないかと思います。
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