今回は、多数の小型PCをリリースしているMINISFORUMのRyzen 7 4800U搭載機「MINISFORUM EliteMini HM80」をレビューしていきたいと思います。
片手で持てる小型軽量ボディながら、8コア16スレッドCPUのパフォーマンスが非常に高いです。また、ストレージやRAMの拡張性も備えています。
同機は現在、アマゾンのこちらのページで税込98,990円と1万円OFFクーポン配布中のほか、こちらの同社公式ストアでも販売されています。
スペックと外観
まずは同梱物から。
↓のようにPC本体のほか、USBアダプタ、VESAマウント用アタッチメント、SATAケーブル、HDMIケーブル、マニュアル、ネジが同梱されています。
スペックは下記の通り。
- CPU:AMD Ryzen 7 4800U(8コア16スレッド)
- GPU:Radeon Graphics
- RAM:DDR4 8GB x2 or 16GB x2(SODIMM x2、最大64GB)
- ストレージ:256GB or 512GB M.2 SSD(PCIe NVMe M.2 2280)
- 拡張ストレージ:2.5インチSATA HDD x2(SATA3.0 6.0Gbps)
- ワイヤレス:M.2 2230 Wi-Fi(Wi-Fi6, Bluetooth 5.0)
- イーサネット:1000Mbps, 2500Mbps
- 映像出力:HDMI(4k@60Hz)、DP(4k@60Hz)、USB-C(4k@60Hz)
- 電源:DC 19V/3.42A
- OS:Windows 10 Pro
- サイズ:149.6 x 149.6 x 55.5mm
CPUは8コア16スレッドのRyzen 7 4800U。
RAMは最大64GB、ストレージはPCIe NVMe接続のM.2 2280、ほか2.5インチSATAを2台拡張できます。最大3ストレージ構成にできます。
↓のような小型ボディに、パワフルな処理性能と高いメモリ拡張性能を備えているんですね。
前面には、イヤホン、マイク、USB Type-A、USB Type-C。
背面には、USB Type-Aが4ポート、有線LAN、DisplayPort、HDMI、給電用USB Type-Cです。
アダプタはUSB Type-Cで、出力は64.98wです。
側面には空気穴が空いています。
重量は実測で約677g。とても軽いです。
簡単に増設ができる
メモリの増設は簡単です。
VESAマウントアタッチメントを取り付けられる↓の底面パネルの四隅のネジを外します。
すると、↓のように簡単に内部基盤にアクセス出来ます。
右に見えるのがSODIMMスロット2枚。RAM増設用です。左側が2280 M.2スロットで、メインストレージです。
これ以外に、付属のSATAケーブルを使えば、最大2台までの2.5インチHDDを増設できます。
最大3ストレージ構成にできます。素晴らしい!
ベンチマークスコア
ベンチマークを見ていきましょう。
まずCINEBENCH R23のスコアですが、↓のようにマルチコアが衝撃の8,253pts、シングルコアが1,230ptsです。ミニPCにしては、むちゃくちゃ早いです。
マルチコア性能を競合型番と比較したものが↓。
シングルコアスコアの比較は↓です。
いかに速いか分かりますね。
また、CrystalDiskMarkのスコアは↓のようになっています。
PCIe NVMe SSDなので、ストレージアクセスも高速です。
ストレスフリーな最強ミニPC
以上、MINISFORUMのEliteMini HM80を見てきました。
非常に高い処理性能と、高いメモリ・ストレージ拡張、豊富な拡張ポート類を備えていながら、片手サイズの小型筐体でディスプレイの下の隙間にも置けるサイズ感。
とにかくストレスフリーで様々な用途を快適にこなせる、完成度高い一台に仕上がっています。
これで10万円切りはかなり安いでしょう。
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