地球で最高の完全ワイヤレスイヤホン「WF-1000XM4」が届いたレビュー!【ソニーの本気】

デイリーガジェットで当然のことながら発表日に予約購入した、ソニー渾身の新型完全ワイヤレスイヤホン「WF-1000XM4」が届きましたのでレビューします。

発売日の25日に届いていたのですが、そのあと今日までその素晴らしい音質に聞き惚れておりました。

残念ながら需要が大きいことと生産都合により在庫が非常に薄い状態が続いており、予約購入者以外は現在ほとんど入手できない状態が続いています。

価格は↓のように33,000円。この性能にしては安いです。

ノイキャン性能も音質も、間違いなく完全ワイヤレスイヤホン史上最高品質です。

普段は辛口の海外メディアなども手放しで絶賛していることからも、その実力の高さがうかがえます。

というわけで、さっそく見ていきましょう!

外観チェック

パッケージは、脱プラの世界的潮流を受けて、再生素材を使った真新しいデザイン。

開けると、このようにパーツごとに分かれております。

こちらはイヤーピース。サイズごとに、S/M/Lの3種類があります。イヤーピースも一般的なものとは異なり、シリコンのような変わった弾力を持っています。耳にフィットするので、ノイズキャンセリング性能を高めてくれます。

こちらはUSB Type-A to Cケーブル。充電用ですね。

こちらはマニュアル類です。

そして本体がこれ。まず、前モデルであるWF-1000XM3と比べて、半分くらいになっているのではないかという小ささ。そして自立するのもポイント高いです。

上蓋の局面にプリントされたソニーロゴが神々しいです。

背面には充電用のUSB Type-Cポート。

開けるとこんな感じ。容積を削っているので、中身のかなりの部分がイヤホンになっています。

ほか、ケースには充電状態などを示すインディケータがついているだけというシンプル設計。

イヤホンには、2カ所のマイクがついています。特にブラウンゴールドの部分が目立ちます。これこそが、本機の神がかったノイズキャンセリング性能を実現するソニーの技術力が詰まったパーツです。

操作は外側のタッチセンサで行います。一回タップで再生・停止、通話、二回タップで曲送り、三回タップで曲戻しなどの操作は前モデルと同じです。

内側には充電端子とこちらにもセンサが。高性能センサの塊です。イヤホンを外すと自動で曲を止めてくれる機能ももちろんついております。

重量は片耳約7g。

両耳と充電ケースをすべて入れても約55gとかなりの軽量。

WF-1000XM3との外観比較

前モデルが約93gなので、半分近くにまで軽量化されています。

イヤホン部分も、耳の外に飛び出る面積が狭くなっていて、装着性が上がっています。

タッチセンサ部分の面積も広くとられているので、操作しやすくなっています。

ケースのサイズはこんな感じ。こうしてみると、かなり大きさが違うことがわかります。ポケットに入れた時などに、その恩恵を受けることができます。

360 Reality Audioももちろん対応

設定は、ソニーの専用アプリから行うのが良いでしょう。無くても動きますが、イコライジングなど細かい設定ができて面白いです。

また、頭上球状に臨場感ある音を響かせてくれるソニーの360 Reality Audioにも対応。

設定に沿って、自分の耳をスマホカメラで撮影すれば、自分の耳に最適化された設定にチューニングしてくれます。

前モデルのあらゆるペインポイントを克服

さて、まず本機の音質は、世界中いろんな人が書いている通り、いうまでもなく最高です。

完全ワイヤレスイヤホンで現状これ以上ないハイクオリティで迫力ある音質。

そして、イコライザで低音を強めたりボーカルを強めたりしても、まったく崩れることのない層の厚みも素晴らしいです。

たとえば同じ価格のゼンハイザーMOMENTUM True Wireless 2↓は、デフォルトの音質は悪くないのですが、イコライザを通すととたんに音がチープになったりします。

ソニーWF-1000XM4はそういったことがなく、低音を強めればそのまま迫力ある低音音質に、高音を強めても同様に、といった具合で、純粋に好きな鳴り方で音楽を楽しめます。

WF-1000XM3から音質は素晴らしかったのですが、本機になってさらにその上をいくきめ細かく大迫力な超高音質。

音質に関しては、AirPods Proを明確に抜きました。

最大の進化ポイントはノイズキャンセリングです。

特に、前モデルでは自転車に乗っているときの風切り音などが気になりましたが、それも気にならないレベルにまで落としてくれています。

通話品質も前モデルは微妙だったのですが、マイク性能も大きく高まり、ハイクオリティな通話を楽しめます。

あとはバッテリーですね。

前モデルはテレワークで酷使しまくっていたのですが、会議が一日中続くときなどはバッテリーが持ちませんでしたが、本機は5分の充電で1時間持ち、フル充電では8時間、ケース再充電と合わせると36時間持ちます。

もちろん、防水は引き続き対応です。

個人的には困りませんが、欲を言うなら、タッチ操作による音量調整にも対応してほしかったですね。

まず間違いのない最高の一台

以上、ソニーの新型完全ワイヤレスイヤホン、WF-1000XM4をレビューしてきました。

完全ワイヤレスイヤホンは各社が次々に新製品を投入する中、平均水準はかなり高まってきました。

そんな中で、ソニーはオーディオメーカーとしてのプライドにかけ、頭一つ抜きんでた音質やノイズキャンセリング性能を打ち出してきた形です。

音質、ノイズキャンセリング性能、バッテリーの持ち、防水、通話品質など、全方位で最高のクオリティを持った一台に仕上がっています。

ライバル各社は、ソニーにボーダーラインをグンと高められてしまいました。

というわけで、現在の完全ワイヤレスイヤホンとして、まず間違いのない一台、ソニーの「WF-1000XM4」、当然むちゃくちゃおススメです。

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