1980年代後半から90年代初頭にかけて、主にヨーロッパ市場で人気を博したパソコン、コモドール「Amiga 500」の復刻版が2022年初頭に登場します。
↓のコモドール64復刻版を出した、イギリスのRetro Games社からです。
Amigaは名前は知っていましたが、恥ずかしながら詳しくは知りませんでした。なんとなく欧米で流行っていたマイコンという程度のイメージだったのですが、イギリスやドイツでは100万台以上販売したヒット商品だったようです。
3DCGなどグラフィック性能が高く、85年の段階でカラー表示のウィンドウシステムを搭載していたというすごいシリーズで、クリエイターやゲーマーに支持されたようです
今回の復刻版は「THEA500 Mini」という名称で、↓のようにゲームパッドとマウスも付属します。
復刻版の小型筐体といえば、プリインされたゲームだけができる「なんちゃってPC」かよと残念に思うことなかれ。Retro Games社はその辺よく分かっている会社なので、ちゃんとUSB経由でオリジナルゲームを実行できます。
さすがに小型なので、キーボードはレプリカです。そこはUSB接続の外付けキーボードを使います。マウスやゲームパッドもUSB接続。
また、HDMIでの映像出力やUSB Type-Cでの電力供給など、ハードとしては最先端です。
Amiga 500だけでなく、600、1200もモード切替で使えます。
何より↓の80年代風レトロなパッケージがたまりません。
収録ゲームタイトルは25本で、下記12本が発表されています。残りは後日発表とのこと。
- Alien Breed 3D
- Another World
- ATR: All Terrain Racing
- Battle Chess
- Cadaver
- Kick Off 2
- Pinball Dreams
- Simon The Sorcerer
- Speedball 2: Brutal Deluxe
- The Chaos Engine
- Worms: The Director’s Cut
- Zool: Ninja Of The ”Nth” Dimension
140USDなので、1万円台半ば~後半といったところ。
ゲームもプリインされていますので、80年代のヨーロッパの青少年たちがアツくなった一台を試したい方はぜひ。
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