Snapdragon 845を搭載した携帯型ゲーム機形状のAndroid端末である、深圳AYN Technologiesの「Odin」および「Odin Lite」がIndiegogoでクラウドファンディングを開始しました。
↓のようにSwitch Liteとよく似た見た目。
特徴はチップセットと価格。従来からある同様のカテゴリでは、一般的にはローエンドなチップセットが搭載されているものが主流でした。
本機は数世代前とはいえSnapdragonのハイエンド型番である800系を搭載し、かつ2万円台という値付けを実現しています。
カラーは、上位バリアントとなるOdin BaseとOdin Proブルー・グリーン・レッド・ブラック・透明パープルの5色。
Liteは、ホワイト、透明ブラック、透明ホワイト、コールドグレーの4色です。
ポート類は下記の通り。一般的なXbox式コントローラーに加え、背面にM1/M2ボタンが、またマイクやオーディオジャック、microSD、HDMIも搭載しています。
スペックは下記の通りです。
Odin Pro | Odin Base | Odin Lite | |
CPU | Snapdragon 845 | Snapdragon 845 | Dimensity D1000G |
GPU | Adreno 630 | Adreno 630 | ARM Mali-G57 |
RAM | 8GB LPDDR4x | 4GB LPDDR4x | 4GB LPDDR4x |
ストレージ | 128GB UFS 2.1 | 64GB UFS 2.1 | 64GB UFS 2.1 |
ディスプレイ | 5.98″(1920×1080) | 5.98″(1920×1080) | 5.98″(1920×1080) |
OS | Android 10 | Android 10 | Android 11 |
Wi-Fi | 802.11a/b/g/n/ac | 802.11a/b/g/n/ac | 802.11a/b/g/n/ac |
Bluetooth | Bluetooth 5.0 | Bluetooth 5.0 | Bluetooth 5.0 |
バッテリー容量 | 6,000mAh | 5,000mAh | 5,000mAh |
急速充電 | QC3.0/4.0/4.0+ | QC3.0/4.0/4.0+ | – |
サイズ | 224x95x15 | 224x95x15 | 224x95x15 |
上位版となるBaseとProは、スナドラ845なのでAndroid 10.0となっています。
ほか、おおむねミッドレンジスマホくらいのスペックとなっています。
価格は、アーリーバードでProが1,940香港ドル(約2.7万円)、Baseが1,830香港ドル(約2.6万円)、Liteが1,550香港ドル(約2.2万円)となっています。
また、下記専用ドックが、390香港ドルでオプションで付けられます。
小さいながら、↓のように64コントローラーインターフェースやUSB、HDMIなど複数ポートを搭載していて豪華です。
発送は2021年11月~12月となっています。
Switch以外の携帯型ゲーム機といえば、欧米諸国では↓のSteam Deckがファイナルアンサー扱いされつつあります。
↓のGPD XP含め、Androidプラットフォーム搭載機が増えているのは、そういった背景があるかもしれません。
AYN Odinのクラファンページはこちら。
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