今回は、秋葉原のイケショップで衝動買いした4-in-1ケーブルが非常に便利だったのでご紹介。
↓のように、片側にUSB Type-C、Type-A、もう片側にUSB Type-C、Lightningがついています。
iPhoneが一向にLightningを廃する様子がなく、むしろLightningをなくした後はポートレスになりそうな勢いです。
一方でiPhone以外のすべての電子機器はType-Cになっているということで、これまでは↓のような変換アダプタが付属するケーブルを持ち歩いていました。
ただこれ、のちほど見るように、PD非対応になってしまいます。(USB PDは両端Type-Cが要件)両端Type-CだったらPD対応になるかもしれませんが、手持ちの上記のものは片側Type-Aなので買い換えたいと思っていました。PD対応のThinkPad X1 Nanoなどノートパソコンが充電できなくなってしまうんですよね。
さらに、アダプタ形状だとどうしてもグラついたりして、強度も心許ないです。使い倒しているので、気づいたら外れていたりします。
今回購入したケーブルは、両端Type-Cの場合は60w対応、Type-C to Lightningの場合はPD20w対応。さらに変換アダプタを挿すタイプでなく、ケーブルから直に4つのプラグが出ているタイプなので、上記のペインポイントがいずれもなくなるのではないかと期待して購入。
価格は、税込1,780円でした。秋葉原のイケショップは、UDXと中央通りの間の路地にある赤い看板のお店。現在このケーブルはアマゾンにもないので、イケショップでしか買えないというレアもの。
コード長は1.2mとなっていますよ。
まずは外観チェック
外箱には↓のように各プラグの組み合わせで最大何ワットまで送れるかが書かれています。そもそもType-Aを使う機会は現在ほとんどありませんので、私の場合に重要なのは、Type-CでもLightningでもPD対応になり、ノートパソコン・Android・iOSをすべて充電できることでした。
パッケージ内容は、ケーブルのみというシンプル構成。外箱に必要な情報は書かれてあるので問題ありません。
プラグはこの通り。USB Type-A to Cケーブルをベースに、脇っちょにType-CとLightningがニョキっと出ています。
ヘッド部はメタルでパープル、その下PCに、ケーブルは絡まりにくい布タイプ。作りはしっかりしています。
ちゃんと高速充電できる?電力を計測
では、このケーブルで本当に急速充電ができるのか?検証していきます。
まず普段使っている18wモバイルバッテリーと60w対応USB Type-C to Cケーブルで充電したとき、スマホは↓のように約9wです。5VまでというUSB標準の電圧ですね。
ThinkPad X1 Nanoは↓のように18w。こちらはPD対応のため、電圧が8.9V出ています。
では続いて、同じ条件で、↓の残念ケーブルがどうなるかをご紹介。
まずスマホの方ですが、こちらは変わらず9w出ています。USB PDではなく、独自規格の急速充電なのかもしれません。
一方、USB PDに準拠しているThinkPad X1 Nanoの場合は、ほぼ電流が流れません。充電不可となります。
では、同じ機器を今回購入した4-in-1ケーブルで充電してみます。
まず両端USB Type-Cでつなげた場合、スマホは期待通り9wです。
片側Type-Aにした場合も、9w出ていますね。
つづいてThinkPad X1 Nanoです。こちらも、めでたく60w Type-C to Cケーブル同様に18w出ています。
ちなみに、片側Type-Aにした場合は、↓のように電流が流れません。スマホの場合は各社が独自の急速充電の仕組みを入れているので複雑ですが、ThinkPadはシンプルです。両端Type-CのPD対応機器であれば充電できますということですね。
というわけで、両端それぞれに2プラグずつあるという4-in-1ケーブル、若干変わった形状ながら、期待通りの急速充電ができました。
また、変換アダプタをかませる必要もなく、プラグ部はしっかりしていて、ケーブルもからまりにくい布タイプ。
かなりアタリでした。
今後は外出先に持って行くケーブルはこれ一本で、ノートパソコン、Android、iPad、イヤホン、iPhoneいずれも充電しまくりたいと思いますよ!
デイリーガジェットYouTubeチャンネル!
(”ほぼ”毎日更新中!)
デイリーガジェットでは、UMPC(超小型PC)、スマホ、タブレット、レトロPCをはじめとして、商品のレビューやインタビューの動画を、YouTubeに”ほぼ”毎日公開しています。
デイリーガジェット動画部のVTuberである風林火山朱音とケンがゆるい感じにレポートしています。
ぜひ↓からチャンネル登録をお願いします!